女たちのジハード

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 544
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087742398

感想・レビュー・書評

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  • 元気をもらえる作品!
    リサが恋に落ちる場面が一番好き!
    最後のヤスコの話もよかった!(^^)!

  • おもしろい!
    損保会社に勤めるOL5人の話。
    20代〜30代と年齢も色々、立場も色々。
    そして性格も全然違う5人。
    でもそれぞれが悩みや目標をもっていてそれに向かっていく物語という感じ。
    自分はどの女性に似てるかなぁとか、自分だったらどうするかなぁとか
    考えたり、想像したりしながら読んでいました。
    それぞれ波乱万丈でちょっとうらやましかったりもしたなぁ〜。。。
    結構分厚い本だと思うけど、あっという間に読めました。
    久々に「かなり好き!」と思った1冊です。

  • 第117回直木賞受賞。踏まれても、虐げられても、「現代OL道」を極める5人の女たちの物語。20歳以上の女性に読まれそうな小説。めげず挫けず我が道をゆく聖戦(ジハード)を生き抜く彼女たちに、読後は「私もがんばろう」とエールを贈られる作品。著者の篠田節子は、「絹の変容」で、第3回小説すばる新人賞を受賞、「ゴサインタン」で山本五郎賞を受賞。

  • 第 117 回直木賞受賞作品。
    5 人の女性の職場的、恋愛的生き方が描かれています。

    正直、読み始めはどの 5 人の女性にも共感できる部分がなく、あまり面白くないなと思いました。
    でも、読み進めてみると、それぞれの女性に自分見ている気がしました。

    ジハード真っ只中の女性には、お勧めできる一冊かもしれません。

  • 最近、“ミリオネーゼ”な女達の特集を見た。 大金持ちになって、色々な物を手に入れたであろう彼女達は、何故かあまりキレイに見えなかった。 反対に、この小説に出てくる女性達の魅力的なこと。 人は何かを手に入れた後よりも、何かを手に入れる努力をしている時の方が、輝けるのかもしれない。 
    ふと、そんなことを考えた本でした。

  • 知り合いに薦められました。<br>
    第117回直木賞受賞作<br>
    女性向けの本かと思ったけど
    男性が読んでも面白いと思う。
    賞を取った作品だけあって、
    人物描写がとても上手いですね。5人の女性のそれぞれの生き方が描かれています。

  • 登場人物の女性達よりだいぶ若い時に読んだのでいまいちピンとこなかったが、今読み直してみるとすごく気持ちがよく分かる。

  • 男性優位社会の中、それぞれに奮闘し生きていく5人のOLのお話。5人のOLが、個性が分かれすぎてるものの、それぞれいい個性を出してて、共感を覚えると思います。ただ、俺は完全に感情移入して、頑張れって気にはなれなかったね。それは5人がそんなに頑張りきれてないように見えたからでしょう。しかし実社会では男性優位の壁ってのは思いのほか厚いのかもしれない。学生の自分はそんな風に思いました。5人のOLがそれぞれの道を選ぶってのはわかりやすくていいね。ちなみに直木賞受賞作品です。

  • ありきたりの文句だけど、人生に本気で向き合っている女子に捧げる応援歌。

  • このお話、超おもしろいです。
    4人の女友達のお話
    ひとそれぞれいろんな人生があっていろんな思いがあって、どこかでつながっていて、それがとてもおもしろい。

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著者プロフィール

篠田節子 (しのだ・せつこ)
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『弥勒』『田舎のポルシェ』『失われた岬』、エッセイ『介護のうしろから「がん」が来た!』など多数。20年紫綬褒章受章。

「2022年 『セカンドチャンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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