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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
ようやく読了。
実に10年がかりで…。
発売当初から評価は高くて気になったものの、何となくチャンスがなく今日まできましたが。
重い、深い、悩まされる内容。
だけど文体とキャラの軽妙さが絶妙に効いてます。
なんだかジブリの映画を思い浮かべました。
ちょっと児童文学かライトノベルか、という風情がありながら、一番読んで響くのは20~30代じゃないでしょうか。
また10年後、読んでみたい作品です。
ただし男性はあまりピンとこない気がするので☆ひとつ落ち。
それにしても深い。
そして少々耳に痛い話でした。
急いで読んだので真っ当な評価でないかもしれない。
よく練り込まれた遥か未来の移民星のお話。かなり引き込まれた!
が、くどい文体が気になって気になって仕方なかった…。90年代の小説だから仕方ないとは思うが、口語体がなんか古くて…。
口語文の弱点はこれかーと思った。時代が経つと、本来の良さが色褪せてしまう。
何故か灯に魅力が全く感じられず、周囲の男性にも全く惹かれず。最後のアカリ編はつまらなかった。ルナとの哲学的な生死問答は理屈っぽいし。
ただ、マリア、ダイアナ、朋美編は面白かった。こういうお話をもっと読みたいな。
高校生のとき、図書館のすみっこで見つけた忘れられない本。夢中で読みました。タイトルからは思いもよらない内容だった。
これは、ずっと未来のお話。 地球から遠く離れた惑星「ナイン」に移民した人々の物語。 順調に社会を築き上げた惑星ナイン。けれど奇しくも人類の生殖能力は低下し続け、とうとう「最後の子ども」が産まれてしまう。 その子の名前は、ルナ。 結構、哲学的な内容のSF。 文体にクセがあるので、好き嫌いが分かれるかもしれない新井さんの本ですが、私は彼女の本の中でこの作品がいちばん好き。 何度も読... 続きを読む »
ほんとに起こりそうな話。ふつうのSF小説かと思って読んだら話の内容が意外と重かった。文体も独特で印象的でした。
過去に読んだ本。
「人生とは何か」を問う、壮大なSF作品。
長い話ではあるが、本当に実りのある読書になった。
イチオシです。
新井素子ワールド全開の本作。
新井さんの作品は総じてそうだけど、特にこれは女性に読んでもらいたい。
最初は入りにくいかもしれないけど、読み進める内にどこへ向かうのか気になり、自分の読み進めるスピードにイライラしてしまうほど。
怖いけど、希望のある作品。
涙なくしては読めなかった。
設定が細かくて、すごい。よく思いつくなぁと感心しきりでした。とことん練って、それから文章にとりかかるのでしょうか。やっぱり作家さんってすごい。
文体は確かにかなりくせがありますが……。
そんなことより、笑えるほどの漫画的展開が…。最後のレイディ・アカリのエピソードがいちいち笑えます。すっごくよくできた同人誌だと思った。説明過剰ぶりも、ますます同人誌らしさに拍車をかけ…。
面白いんだけど、白けるなぁ、という不思議な感覚を体験できました☆(笑)
地球での生活に適応出来なくなった人達が、惑星ナインに移住して作った社会のお話。
もぉ、ルナって言う奇妙なオバァチャンが主人公なんやけど、、、。
色々と考えさせられちゃう。
ホンマに地球がこんな風になったら怖いし、こんな風にならん様にしな、、、。的な。
でも、そんなに重たい感じの話の流れじゃないので読みやすいかな?
何回、読んでも泣けるのは最後の方に『よかったね、灯ちゃん。勝ちの人生だ。』って言いながらルナがにへらーって笑う所。
この場面は一番好きで、この部分だけ読んでも泣けちゃう、、、(照)
非常に印象に残っている本。
ストーリー自体は面白くて好みなのだけれど、
あの独特な語りというか
文体は最後までなじめず…
…
なんとなくいつも作者の息づかいがきこえてきて作品に集中できない。
大昔に読んで号泣した本です。
去年あたりに読み直したけれどやっぱり良かった。
星へ行く船シリーズやグリーン・レクイエムとは違って素さんには珍しく本格的な長編小説です。
でも登場人物は女の子ばかりで、あの独特な可愛い語り口調は変わってないんだなぁ。
時は遠い遠い未来のナインという星のある施設のお話。
その当時の現代医学では治らないと匙を投げられた病人たちが未来に希望を託し、冷凍睡眠に入ったその施設で、どんどんと病人たちが起こされていく。
病人を起こしたのはふりふりの少女服を着た老婆ルナ。
老婆にも限らず、その言動は幼い少女そのもの。
彼女はなぜ病人たちを起こしたのか。
そして、なぜこの施設ではルナしかいないのか。
人類がいつか直面してしまうかもしれない人口問題を取り扱った。
なかなか深い作品です。
大好きな本。
地球外の星に移住し、その星に誰も居なくなるまでの歴史を、時代を遡って語られる。
読みながら、それぞれの時代を代表する女性たちに共感したり、この現代の地球の未来を考えさせられたり。
やっぱりこの作家の書くSFはイイ!
だんだんと少子化が進んで、やがては伝説の「最後の子供」が産まれてしまう…ゆるやかな滅亡の流れの中で、「最後の子供」は何を想うのだろうか…という話で、話の書き方としては逆さ年代記、というか逆算して物語が進んでいきます。 新井素子さんの小説自体は、語り口調が甘ったるいというか舌足らずというか、あと設定もちょっとご都合主義みたいなものが見え隠れする作品もあるのですが、たぶん、この本自体は彼女の最高... 続きを読む »
舞台は地球からの人類が移住した惑星ナイン
そのナインでは人口減少が社会問題になる。そして少子化問題は人類を破滅においやり、ついには人類最後の子供ルナが誕生する。
(正確に言えばルナが誕生した時点で子供を生める可能性がある夫婦が皆無となる)
そのルナと4人の『女』の物語
そう、主役は女なんです。
・子供を生みたくても埋めなかった女性
・仕事に生きた女性
・芸術に生きた女性
・そして、地球からの移住に人生をささげた女性
それぞれの人生と惑星ナインの歴史が絡み合って物語りは進みます。
そして、最後の子供として産まれたルナがどうやって生きてきたか、どう世の中を見つめていったのだろうか?
「生まない」「生めない」
賛否両論ありますが。。。
ワタシも素子さんに近いからよーくわかります。
惑星ナインに移住した人類は何らかの要因で生殖能力を欠く者が増加しだし、人口が減少しはじめ、ついに恐れられていた「最後の子供ルナ」が生まれてしまう。
たった一人、取り残されたルナは、怪我や病気のために「コールドスリープ」についていた人間を、順番に起こし始める。最後の子供になると知りながら、母親は何故自分を生んだのかを知るために。また、ナインの創始者でもあるアカリに惑星の末路を知らしめるために。
逆さ年代記って発想が面白いです。
個人的には一番最初の章「マリア・D」が好き。一番人間らしい、女性らしい感情がむき出しで・・・。
2009.11
雑誌連載していた時に、一部(レィデイ・アカリの、畑を耕すシーン)だけ読んだことがあった。その時の印象で「のほほん」とした話だと思って読み始めたけれど、全然違った…。特に最初の「マリア・D」は切ない。彼女は愚かだけれど、でも、切ない。一番切ないのは、全体のラストシーン…。






