- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087745269
作品紹介・あらすじ
OLからホステスへ。失恋をきっかけに「銀座」に足を踏み入れたリュウ。競争。嫉妬。いじめ。女たちの愛と野望が渦巻く世界で、しだいに「銀座の女」になっていくリュウが見たものは。著者初の長編小説。
感想・レビュー・書評
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ホステスという職業
マキが銀座のホステスになろうと思ったのは、失恋がきっかけだったが、実際は、ミネコとの出会いからだった。銀座でぶつかった女性が彼女だった。二重にしてきたら…という話に整形して彼女と会いなおし、ミネコのヘルプとなった。
銀座の生活は、それまでの会社の生活とは全く違っていて、収入も桁違いなものだった。
黒服のドウメキとのことや、同僚のホステスとの軋轢、上客の「会長」とのこと…リョウという名をもつマキはその世界の中に巻き込まれていく。
銀座のホステスという自分とは無縁の世界は、興味深く、マキが銀座に巻き込まれていきながら、自分をどう保っていこうか思案していく流れは面白い。
2008-02-06詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
OLからホステスへ。失恋をきっかけに「銀座」に足を踏み入れたリュウ。
初めての室井佑月さんの作品。
最初のうちは良い感じに読み進めたのですが、後半はあまり面白くなかったかな。 -
夜7時頃の銀座モスバーガーには出勤前のお姉さまたちがいて。。で、彼女たちについて知りたくて辿り着いた本。
一時期、昔クラブ通いしていた彼に私はホステスは向いているか聞いたが、お前は向かないと言われたことを思い出した。
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内容としてはおもしろいんだけど、ちょっと描写が薄いかなーー。話が淡々と進むと言えばいいのかもしれないけど、どこか怪しい世界のお話なので危うい世界観をもう少し感じたかった。
けど、ホステスへの憧れは無くなったかな。素直な自分には向かない、そんな女の競争世界。 -
いや、銀座って、
なんか会社の延長だな~と強く思いました
会社を離れても
銀座に行ってふたたび会社的なつながりを
たのしく・うれしくおもう人たちがいるんだな~と思いました
こんな世界もあることが、
そしてきっと何十年と続くことが
不思議でもあり
日本の力であるとすれば
それほどかからずに崩壊しますよ -
読みやすかった。最初のほうは面白かったけど、
なんだろう、個人の好みだと思うけど、私は落ちのある話が好きなので、
なんだかしっくりこない感じがした。 -
室井さんの作品は何冊か読んでいるけど、これはすごい好き。
面白い。
確かほしのあき主演のDVDも見た。
クラブは女同士の争いが大変そうだなーと思った。まして銀座。さすが激戦区。 -
すごいや…お水の世界は…。いろんな意味で面白かった。
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内容(出版社/著者からの内容紹介)
華やかな夜の銀座。「負け犬にだけはなりたくない」──女たちの愛と夢、嫉妬と野望の渦巻く世界で、OLからホステスになったリュウが見たものは? 銀座ホステスだった著者の、待望の傑作長編!
【感想】ずっと昔に古本屋で購入して5回は読んだ作品。銀座に生きる女たちの生き様…。腹が座ってて格好良い。そしてドロドロ。主人公の女がOLから銀座の高級クラブでホステスとして、のし上がっていく話です。可愛いだけじゃ、この世界では生きていけないですね。女性にオススメの本です。自分も強くなった気がする、なんだか元気がでる本。
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この世界については全く馴染みがないからか、入り込むことができなかった。
勉強にはなったけどね。
うーん。 -
OLからお水の職に就く。そのお水の話。いまいちだった・・・7/20/08 読了。