ZOO

著者 :
  • 集英社
3.68
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本棚登録 : 7306
感想 : 971
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087745344

感想・レビュー・書評

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  • 乙一さん。彼の作品を読むと乗り物酔いした時のような気分になる。
    文章自体は読みやすくて驚きなどもあるので面白いといえば面白いのだけれど…
    胸が悪くなる というか乗り物酔いして気分が晴れない時のような、そんな気持ちになるのです。
    果たしてわかってくれる人はいないものか・・・
    私が思うに気持ちの沈んでる時に読んではいけない。
    しかし不思議な作家さんだな と思うのであります。

  • 私にはエグ過ぎ
    GOTHくらいがいい

  • 【 #ZOO 読了】
    まぁ、趣味趣向の問題だから仕方ないと思うけど、
    ビックリするくらい面白くなかったからビックリしました。
    論より証拠にどれもあまり記憶に残ってないです。
    .
    『カザリとヨーコ、SO-far、Closet』辺りは、
    世にも奇妙な物語っぽいなと。
    (まぁ、ちゃんと観たこと無いんですけど。笑。)
    『血液を探せ!、ZOO』は、意味不明。
    『SEVEN ROOMS』は、不快で不愉快、そして何より、
    謎やその解決方法に対して、
    「そりゃ、そうでしょうね!!」
    としか言えないほどひねりの無い展開。
    かなり読むのが苦痛でした。
    .
    ただ、
    『陽だまりの詩』は手塚治虫の火の鳥を思わせるようなSF。
    『落ちる飛行機の中で』はブラックコメディとしては、まあまあ面白いって感じでした。
    #乙一

  • 「神の言葉」が読みたくて読み始めたのですが、どれも猟奇的で、グロくて、気持ち悪くて、それなのに読むのを止められない、そんな短編集。
    あとに残るのが不快感なのに、それでも読み続けてしまうのは何故だろう。あまりに想像を超えるお話ばかりだから、続きが気になってしまうのでしょうね。二度は読みたくないです。しばらくトラウマです。でも、こんな物語もあることを知れたのは良かった。

  • 小説祭りが続いてる私。

    …しかし、ダークな作品群。
    個人的には好きじゃないけど、必要な人は要るんだろうな…的な。
    それでも読み切れる程の文章の良さと、
    …あとは、自分の中にこれを拒絶しない程度にはダークな要素があるという再認識。

  • zooが一番面白くなかったかな?
    虐待の話しは読んでてツライね。
    so-farが良かったな。泣けた。
    一人ひとり殺されて、姉が犠牲になる話もすごく泣けた。

    本読んだ後に映画も見たけど、やっぱり小説の方が好き。

  • なんだろう…消化不良…。
    それか、みぞおち殴られた後の衝撃と息苦しい感じ…。
    表現できません。

  • 全10編の短編集。

     既読の「陽だまりの詩」はいい作品だと思う。しかし、それ以外はどうかな。表題作をはじめ、イマイチかな。強いて言えば、「SO-farそ・ふぁー」がいい味かなぁ。どんでん返しもきれいに決まるし。

     収録作品は以下のとおり。

    「カザリとヨーコ」「血液を探せ!」「陽だまりの詩」「SO-farそ・ふぁー」「冷たい森の白い家」「Closet」「神の言葉」「ZOO」「Seven rooms」「落ちる飛行機の中で」

  • 乙一の作品はミステリーのようなホラーのような恋愛小説のような御伽噺のような。カテゴライズしにくいのが魅力。カテゴリ:乙一。

  • 読了後の感想を一言で言うなら・・・「読まなければよかった」

    人気の作家さんの人気の短編集なので、興味をもって読んでみた。
    着眼点は面白いと思うし、文章も読みやすいし、ちょっと不思議な世界観も悪くないと思うんだけど・・・
    とにかく、読んだ後に不愉快になる。
    どれもこれもオチがイマイチ納得いかないというか・・・

    皆さんの評価の高さに驚くばかり・・・
    こういう<スリル>が受けるのか・・・
    理解できない私の感性が人と違うのだろうか?

    実は、乙一作品もう一冊積読本があるのだが・・・
    しばらく時間をおいてチャレンジしてみようと思う。

著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

乙一の作品

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