- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087746662
感想・レビュー・書評
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不良上がりでまじめに働くことが嫌いな青年・ヨコケン。
そのヨコケンが開いたパーティーで金を強請るためのカモにされたダメ会社員・ミタゾウ。
ヨコケンとミタゾウがひょんな事でコンビを組み、ヤクザの賭場の金を盗み出そうとしたところに現れた女・クロチェ。
賭場に通っていたクロチェの父親が、賭場の常連の金持ちから集めた10億円を、この3人の男女が強奪する計画を立てるというストーリー。
ヤクザあり、中国マフィアあり、夜の街をスピード感溢れながら、物語はすすみ、一気読みでした。
まるでルパン三世のような感じ。
しかしこの父親は伊良部先生を彷彿とさせますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018/1/7
昔一度読んだかな?
でも、面白かった。
十億円を追うのは美女率いる3人組、ヤクザ、中国人...ごちゃごちゃで破茶滅茶で楽しかった。フルテツ、かわいそうに。 -
この人の作品はいつも破茶滅茶で爽快です。日常から遠からぬ所から物語がスタートして、いつの間にか非日常どころか非現実なところまで突っ走ってるから不思議。その加速度は多分No. 1の書き手さんだと思う。三人の泥棒とヤクザと中国人と金持ちってなんか典型的な破茶滅茶ストーリーの登場人物で、やっぱり破茶滅茶に進むんだけど、どこか人情に溢れてて目が離せない。そこがこの人の作品の魅力なんだろうなー。もっと読みたいな。
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面白かった。娯楽小説を求めている方にはお勧めします。
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軽快などんでん返しクライムストーリー。
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イン・ザ・プールとはぜんぜん違うジャンルでびっくり。
後半のだましあいはほんとテンポよくてどんどん読んじゃいました!
あとやっぱりキャラクターがいい。
すごい事件なのにみんなどっか間抜けでおもしろかった! -
ストーリー展開のテンポがよく、どんどんとページが進みました。
終盤のドンデン返しの連続も、しつこ過ぎると感じることもなく、愉快に読めました。
コメディ映画を観ているようで、面白かったです!
登場するのは皆、キャラの強い一癖ある人物ばかりですが、読み終わってみると、フルテツや白鳥を含め皆愛すべき人物たちでした。
読んでいる時はスリリングでしたが、ホッコリできる後味です。
どんな人間でも好きになれそうになる一冊。 -
次が気になる感じで面白かった。
スピード感があって、面白かった。
視点が色々変わってたので、面白かった。 -
話の展開が早くサクっと読める作品。
男女3人銀行強盗物語。映画になりそう。
奥田英朗の作品に出てくるキャラクターはみんな独特で好き。自分が役者さんだったら演じてみたくなるキャラばっかり。