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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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『人間というのは焦ったらぼろを出す』
『人間というのは邪推が大好きなんだよ』
『今の時代は売れているものだけが売れる。人の集まるところだけに人が来る。とにかくトップにならないとダメなの。そのためにはどんな手段を使ってでも有名になること。
通好みの店がはやるなんていう時代じゃないのよ。そんなのが受けるのは、庶民にも贅沢を許されたバブル時代だけ』
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あたしらは夜の道を行くしかない。たとえ周りは昼のように明るくても、それは偽りの昼。そのことはもうあきらめるしかない
― 648ページ -
「あたしらは夜の道を行くしかない。たとえ周りは昼のように明るくても,それは偽りの昼。そのことはもう諦めるしかない」
― 180ページ
みんなの感想・レビュー・書評
かなり前に「白夜行」を読み、近く読もうと思っていたのが、ずいぶん経ってしまった。
こちらのほうが後味悪いかな…。やるせなさ度高い。
白夜行と似ていて、なんか、今一つ。
ま、一気に読んでしまいましたが。
東野圭吾、うまいよね…
美冬みたいな人って度を超しているけど、いるよね、怖いわ。
白夜行ほど有名ではないが、個人的にはこっちのほうが面白いと思う。白夜行よりもさらに暗い暗い・・・。謎が残りいろいろ想像してしまう。
ハッピーエンドな終わり方よりも、こういうゾクっとするような終わり方の方が好き。かなり厚い本だけれど週末一気に読んでしまいました。
白夜行を読んだのはかなり前だったので、これを読む前に読み返せばよかったかな…と読了後に思った。
白夜行と同様、限りなく利己的な女性の数年間を描いた作品。その女性の心情は一切描かれておらず、第三者から見た姿だけで語られる。本音で何を考えてるのかがわからないため、逆にこの女性の恐ろしさが強く感じられる。あと、もう一人の主人公(?)である男性の立ち位置が白夜行とは異なっていたように思う。
白夜行よりも面白かった印象。
『白夜行』の姉妹作、続編とのこと。それを知ったのが半分を過ぎてからだったのが残念。グアムから帰国の機内にて。
もともと短編だったものをつなぎ合わせたもので、物語の流れを想起させてくれる書き方が親切だった。
物語は、1995年の阪神淡路大震災直前、西宮市内の小さな町工場から始まる。個人的に、実際の出来事にフィクション要素を含ませた小説が好きなので、その意味で序盤から作品に引き込まれた。
実際の出来事を機に、運命に翻弄される主人公の主観的語り口から、徐々にさまざまな登場人物の主観を織り交ぜ、物語に生気を吹き込んでいる。しかし、主人公格である「美冬」の主観はなく、「美冬」の底知れない洞察力や人格はベールに包まれており、それによってこの物語における彼女の絶対的地位が暗示されているのだろう。
東野は『ガリレオ』シリーズの印象が強く、あまり好んで読むことはしなかったが、この作品で一気に印象が変わった。
主人公は超人的な洞察力と行動力、鋼の精神力をもつ超絶な美人で、その美貌と知略を駆使してどん底から成功者へとのし上がっていきます。他者は徹底して利用するのみ。人倫の概念のかけらももたない主人公ですが、ある意味常に論理的に行動します。こんな人がいたら誰しも魅入られて破滅するんでしょうね。桑原桑原。
@Singapore
恥ずかしながら、後半の方になるまで白夜行との関連があったことさえ気付きませんでした。
個人的には白夜派です。 というか、やり口が似ていた分、自分でも予想出来てしまった所があり、その辺が残念な所ですが、やっぱり面白いことには面白かったです。(ハッキリせず申し訳ない)
白夜行を読んだ後でこの作品を読んだが・・・
自分的にはこの幻夜の方が夢中になり読めた作品である。
長編作品でありながらそれを感じさせない所は、さすが東野氏である。
白夜行、幻夜、両方あわせて読んで頂きたい。
これだけの分量を引きこませてあっという間に読ませる力量はすごい。
しかし,「なぜか何でもできてしまうエロい美人」がストーリーを牽引する,という『白夜行』の既視感を措いたとしても,そういったありえない存在が全く遊びのないシリアスな小説の中での主要な地位を占めている,という違和感をどうしても覚えてしまうのである。
強い女性を描き切った推理サスペンス。白夜行との類似がしてきされるが、白夜行で書きたかったことを余すところなく書いたのかもしれない。個人的には白夜行派かな。打算を重ねて他人を踏み台にしてでも生きる強さと、そこそこの処で安住する価値観、2つが一貫して対比させられていて美しい。面白かった。

『白夜行』の続編。幼い頃、母の仲介により、性暴力に遭った女性の、人生を通じた復讐を描いた書。





