- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087746907
作品紹介・あらすじ
新しい父親、12年越しの恋人、血の繋がらない兄への想い、母の死…思春期から大人へ、さまざまな出逢いと別れに揺れ、心の波打つ日々を丁寧に綴った公子の20年。
感想・レビュー・書評
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読み応えあった。
ラストまでよかった。
嘘じゃないひとつの家族のかたち。 -
やっぱり一度好きになった人は、なかなか忘れられない。
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うーん、どうなんだろうな。読み終わった時に少し落ち込んでしまったのです。悲しい終わりと感じてしまったのかな。私の感じる幸せは簡単なので、少しでもあれれ?と思う部分があるとすっきりしないのです。妊娠しているのに別れを切り出すつもりでいる公子にどうも賛成出来ない自分がいます。そりゃ一緒にいても幸せになれないのに子供が出来たからって結婚すればいいってもんじゃないかもしれない。でもそれは二人の問題であって、生まれてくる子供には不幸なことかもしれない。私が母子家庭で育ったからその手のことに偏見を持ってしまうのかもしれないけど。
でもね、寄せ集めの家族でもとても素敵な家族だと思います。 -
何か他人の人生観や家族観、結婚観をとうとうと聞かされているような、そんな本。
「ファミリーレストラン」っていうタイトルから、“ファミレスには、中華もイタリアンも和食もあって。決して満足することはなくて。結局そこに落ち着いて。だけど、1人じゃ、行かない。”っていうのが著者が一番伝えたい家族観ってことなのかな。
共感も反感もなく…って感じであまり印象に残らないお話。
全体的に人生に対する“諦め”みたいなものが漂っていて、少し重い作品です。 -
家族・・・できあがっているものではなく作り上げていくものだよね。
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小説を読んで何かを感じ取りたい方には是非手にとって欲しい作品だと言えそうです。
<br>詳しい感想は<A HREF="http://torakichi.jugem.cc/?eid=94 ">こちら</A> -
「あたしらしい、あたし」
この本読んでウチらしいウチってどんなんか考えさせられた気がする