黒笑小説

著者 :
  • 集英社
3.27
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本棚登録 : 1180
感想 : 182
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747546

作品紹介・あらすじ

偉そうな顔をしていても、作家だって俗物根性丸出し!俗物作家東野がヤケクソで描く、文壇事情など13の黒い笑い。

感想・レビュー・書評

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  • クスッと笑える短編小説。
    たまに話が繋がってる時もあり、読みごたえもあったなぁ。

    もうひとつの助走
    寒川心五郎が賞をとれるか!!みんなの内面出まくりー笑
    巨乳妄想症候群
    なんでもオッパイに見えちゃうー笑
    インポグラ
    「男ってのはまったく、脆い生き物だなぁ。」ー笑
    みえすぎ
    埃、見えすぎー笑
    モテモテ・スプレー
    いい人どまりの人はこの、モテモテスプレーを!!ー笑
    線香花火
    ハードボイルド小説で新人賞ー!!俺はスゴいぜー笑
    過去の人
    「受賞式が終われば過去の人」
    シンデレラ白夜行
    レディ・マスクは、シンデレラー!!
    ストーカー入門
    ストーカーをするには、忍耐力が必要?
    臨海家族
    ホロロンリングとペンポロバトンー笑
    笑わない男
    何にもおもしろくない芸人がホテルマンを笑わすのか?
    奇跡の一枚
    めっちゃ可愛く写真が撮れたー笑
    選考会
    寒川心五郎、選考委員になるー笑

    サクッと読むにはピッタリでしたー!!

  • 途中まで我慢して読んだけど、全く面白くなかった。残念。

  • 歪笑小説は持っているが、まずは、レビューに『黒笑』を読んでからと云うことで読了。
    東野氏の〇笑小説って初めてだったが、こんなに面白い短編集も書かれるだと、ブラックユーモアに笑わせてもらった。
    2作目の「巨乳妄想症候群」は、アハハと声出しそうに笑った。
    売れない作家、初めての選考会なんかの様子は、東野さん達の小説選考会の様子なんだなあと興味津々。
    13編もあったが、あきることなく笑わせてもらえる、そんな作品でした。
    登場人物が歪笑小説にも繋がってるらしく、そちらも楽しみ♪表紙は選考会の写真でしょうかね?

  • タイトル通り、ブラックユーモア的な物語を集めた短編集です。どれも絶妙に面白いですよ!ある日突然、丸いものが巨乳に見えちゃう男。
    別れた彼女に自分をストーカーしろと言われる男。
    モテモテスプレーを手に入れた男。
    インポになる薬を発明した男。。
    などなど13作品の短編集です!
    どれも面白くてすごいはまりました!!
    中でも文壇事情を書いた作品が何作かあるんだけどホントに面白かったです♪
    テンポもいいし、読みやすいし
    一気に読んじゃいました!
    他にも毒笑小説や怪笑小説もありますが私はこれが1番好きです♪

  • 東野圭吾 『 黒笑小説 』

    東野圭吾 は難しくない印象じゃったが、これは理解出来んかった。
    疲れとったんかな?

    2014年読破

  • ブラックユーモア短編集。今作も面白かったけど、「怪笑」「毒笑」に比較すると少し物足りないかな。

  • 東野圭吾先生も下ネタとか書くんだ、と驚きです。クスッと笑えて、面白くてあっという間に読めました。

  • "913-H
    人気作家コーナー","

  • 編集者と作家の裏側
    下ネタ
    など、この著者の長編では見られなかった軽妙さがある。
    でも、笑いまではいかなかったかもしれない。

  • まさかの短編、しかもシニカル系。ショートショートみたいで面白かったけど東野圭吾ということで勝手に長編ミステリーを予想してたから肩透かしをくらった気分にはなった。そんな気分になるくらいには、最高に面白かったとはいいがたい程度に面白かった。小説家が食べていくのって大変なんだなと思ったのと、思い上がりの激しい小説家(新人賞とったとかで仕事やめた人)の話は読んでてアイタタタタタって気持ちにさせられて、まさに黒笑小説だなって思った。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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