- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087747911
感想・レビュー・書評
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2018/3/31
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常野物語3
じぶんの存在意義をもとめる。
C0093 -
「光の帝国」で出てきた拝島親子のその後の話。「裏返す」「包む」「洗う」という表現からはうまくイメージできない戦い。洗濯屋の火浦がかっこよかった。
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不思議な物語。読みやすいのは読みやすい。ただ、自分にはそんなに合わなかったかな。興味深いストーリーだったけど、広がりがないというか。ふーん、っていうね。何か、救済のようなものが最後にあれば好きになれたのかも知れないけど。こういうのが好きな人もいるんだろう、きっと。
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とても解釈が難しかった。常野一族の物語の終焉を描いているのに、繰り返されるゲームはまるでブラックホールのよう。暎子、時子母娘の視点がくるくると変わり、激しい感情の波について行くのが苦痛でした。読んでいる自分が、何度も「裏返し」されているような気分です。どんな結末でもいいから、早く火浦に解決してほしいと思いながら読みました。正直最後は釈然としないので、常野がこれで終わりだったら悲しい。もっと尊い存在だと思っていたので…。
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いいねぇ~。いい♪いい♪
この人は、こ~ゆ~、あり得ない様な事をさも本当にありそうに描写するのが本当に巧い!!
「裏返す」とか「洗濯屋」とか、実に平たい言葉を使って、これ見よがしなカッコいい言葉を持ってこない所が、逆に信憑性をUPするのかな…。
火浦さん、東出君のイメージでした。 -
2006.05.03