夜の朝顔

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著者 : 豊島ミホ
  • 集英社 (2006年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087748062

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夜の朝顔の感想・レビュー・書評

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  • 田舎に暮らす小学生のセンリと彼女のせかいの六年間のお話。

    だんだんと広がっていって、手が届かなくなっていくいろんなものを、見てるだけだったり追いかけたりするっていうのは、小学生特有の感覚というわけではないのだけど、子供だからこそどうしようもないことがあって、嫌な思いとか、いろんな思いをたくさんしたなあということを思い出した。

    先生の話が好きです。

  • このひとはなぜこんなにも忘れさられてしまった風景を克明に書くことができるのだろうか、なんて読みながら思った。もう2桁以上前のことなのに、あのころの自分の生きにくさや、どうしようもない、いまでいう若気の至りを思い出した。大人もたいていめんどくさいけど、子供も子供なりにめんどくさいのである。ちいさな違和感を抱えて、その違和感がなにか大きな存在にならないようにと必死にその芽を枯らそうとしている。そうやって生きていくのがあたりまえになっていくのはやっぱりさびしいもんだよなあ。
    この歳だからできることはたくさんあるし、逆にああいうまだ子供として生きていたころににしかできないものがある。いろんなものを得たり捨てたりして生きていくんだよなあ、踏ん切りがつかないと悲惨だけども。
    「先生のお気に入り」を読んで、だれかのトクベツになってみたいと思うことの甘酸っぱさを思い出した。

    (200P)

  • どうってことのない話しだけれど、小学生の主人公の気持ちが良く描かれていて面白かった。

  • 作者の思い出が詰まった、アルバムのような作品。
    子どもの純粋だけど、「それだけじゃない」部分がそれぞれの物語にうまく組み込まれていてよかった。

  • 自分の小学校時代に、こんなことを考えていたかな~?と、思いながら読みました。

    最後の「夜の朝顔」が好き。

  • 豊島ミホ2ndがこれ

    やっぱりこの人は、何気ないんだけど
    みんなが共感できる感情を描写するのが本当に上手い

    しいて言えば、小学生にしては考えが大人すぎる気もしたけどね

  • 檸檬のころよりも、わたしはこっちがああああーってなったなり。

  • 小学生の女の子。女の子って、小さくても女だ。
    すぐグループを作る。トイレに連れだって行く。
    そうゆうの嫌いだったなあ。共感した。子供の頃の私。
    きっとセンちゃんと友達になれたよ。
    ちょっとヒリヒリした。ちょっと泣いた。

  • 『夜の朝顔』
    -豊島ミホ-



    小学生の女の子の成長が描かれているのだが、小学生にしては大人びていてその視線の先が読めない。
    もう一度読みたい作品ではない。

  • 小学生のアルバムをイメージして書かれた連作短編集。全7編。
    鄙びた田舎で暮らす、着飾らない女子小学生の日常。小1~小6まで。

    お姉ちゃんなんだから。虐待児童との遭遇。犯罪の影。
    クラス内のしこり。拭いきれない疎外感。
    バレンタイン、ませた女子による牽制。

    元・女子小学生だと、どれかは体験したことがありそうな話だが、男性はどのような印象を抱くのだろう?

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