聞き屋与平―江戸夜咄草

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著者 : 宇江佐真理
  • 集英社 (2006年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087748109

聞き屋与平―江戸夜咄草の感想・レビュー・書評

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  • 3ヶ月に1本のゆったりとした連載。
    設定がユニーク。
    これといったストーリーはないが、ここちよく読めた。
    4回程度のドラマで見たい。

  • 聞き屋という思い付きが秀逸。

  • 爽やかな後味のいい話でした。
    この作者の本、面白そうなので何冊か読んでみよう。

  • やっぱり蕎麦が食べたくなる。
    宇江佐作品は、自分的に大外れがない。
    缶読できなかったのは一冊だけ。今んとこ。

  • 占いでも人生指南でもなく、ただ、人の話を聞くだけ、という与平。

    大店の隠居で生活の心配はないながら、なんか訳ありの過去を持っているのかいないのか。商売というよりは、与平自身の心の張りとして、夜にひっそり、椅子と机を出す風情が好ましい。
    人は誰でも何かを人に語りたくなる時があるんだろうな、と思う。アドバイスを求めるわけではなく、褒めてもらいたいわけでもなく、ただ、うんうん、と聞いてもらい、また、時には、ふっと親身な言葉をかけてもらえたらそれだけでしばらくは元気で働けるという・・・。

    私はこんなおしゃべりだから、ネットでも実生活でも、お腹の中に何かを溜めるということはほとんどないのだけれど、それでも一番弱い部分はそっと取ってある気がしている。そんな話を与平に聞いてもらえたら、うんうん、わかるよ、と頭の一つでも撫でてもらえたら、と思ってしまったお話でした。

  • 両国広小路の米沢町の薬種屋「仁寿堂」の主人を引退した与平は,
    路上で他人の話を聞く「聞き屋」という商売を始める。
    一話完結のエピソードと並行して,与平の過去が明かされてゆく。

    特に盛り上がるようなところはないが,風情がある。

  • 日暮れの両国広小路。商家の裏手口から男が現れる。深編み笠に、着物の上には黒い被布。置き行灯をのせた机と腰掛け二つ。一つは男が使い、一つは客のためのもの。男は黙って話を聞く。ただ聞くだけだ。が…。おもわず語ってしまう胸のうち。誰かに聞いて欲しかったこの話。江戸・両国。人の心の機微を描く連作時代小説。

  • ぴりっと謎がきいていて良かった。宇江佐先生の市井ものは安心して読める。

  • 09/09/04

  • 集英社から文庫で出るらしいので買おうかどうか迷っていたら、図書館で見つけたので一足早く読んでみた。
    おおー、面白かった!
    与平含め人間の暗い感情を垣間見るけれど、それも魅力の一つかな。
    これは文庫版を買わなくては。

    『雑踏』が一番のお気に入り。
    キュンキュンジタバタしながら読んでしまった(笑)。

    090718

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