- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087748901
感想・レビュー・書評
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つ、つ、つ、つ、つ、う、つ、つ、つ、つ、つ、ついに楊令が名実共に梁山泊の頭領に!(つ多いわ!)
もう、わーわー言うとります
あっちでもこっちでもわーわー言うとります
いろんな人、いろんな勢力の思惑が入り乱れております
政治的な攻防も入り乱れております
新たな恋の始まり、三角関係も勃発しております
もうぐっちゃんぐっちゃんで、当たり前の話しなんですが前シリーズ『北方水滸伝』とは違う話しなんだな〜とあらためて思います
骨格がちがう
まぁ、色々ごちゃごちゃ始まっておりますが、簡潔にまとめます
カリスマの力を見せつけます
要するに
「面白くなってきやしたぜ、旦那!」
そういうこと!(旦那て誰やねん) -
南の宗教反乱と北の金・遼両国との関係から、両面での宋禁軍の対応が始まる。
着実に宋自体の弱体化を図るための大がかりな戦略はどう展開していくのか今後が楽しみだ。
方蝋に人間的に(宗教的に?)惹かれつつある呉用。ミイラ取りがミイラになってしまうのか…このあたりも興味深い。
梁山泊の再起にあたる、楊令の「一度だけここで頼む。ともに闘ってくれ」「この旗に向かって恥じる事なき自分であろう」の言葉。重みを感じた。 -
やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか?
誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を北方流に解釈して書き上げて続編
水滸伝のエンディングで梁山泊にこもる全ての人の命ともいえよう「替天行道」の旗を宋江から渡された青面獣楊志の子、楊令。
序盤戦はいくつもの愛を受け育った楊令が幻王と名を変え、水滸伝とは異なる人格を見せる。生き残った史進、呼延灼、張清らが残存勢力を維持して楊令を首領として迎えると同時に再建を果たす!ここからが悲劇の連続だった。
水滸伝の中で地方軍の将から梁山泊入りした呼延灼将軍。梁山泊では常に本隊を率い全面の敵と向かい合っていた楊令伝においても役割は同じなのだが、老いに加え息子の凌が梁山泊入りをしていた禁軍の童貫将軍との決戦の折に宿敵趙安将軍を打ち破るが、一安心もつかの間で息子の凌の背後へ5000の騎馬隊が襲いかかろうとしていた。
初めて父が息子の背中を守った。息子は父が背中を守ってくれてるとは知らずに…「行くな!」読みながら呟いていた。呼延灼はただ1騎!5000の騎馬隊を止め散っていった。凌に双鞭をあずけて……涙止まんないから!これを書こうと頭の中で考えているだけでもこのシーンは泣けてくる。
激しい戦の中で父親としての優しい顔を見せた張清。
前作で片足を失うも片足での騎乗で禁軍を悩ませた馬麟。
元盗人上がりの鮑旭は部下の損害が最も少ないとされる名将であったが、呼延灼と同じように部下を守り仁王立ちの末に散っていく。
呉用に公孫勝や戴宗などは憎まれ役をかいながらも若者を育てるそんな役回りの末にやはり身を挺していく。
張橫の息子で楊令を影から支える青騎兵の張平や、弓の名人であった花栄の息子の花飛麟
この幾多の勇士のひとりひとりの生き様を描ききった作品に言葉はいらない。ただ読むたびに思い出すたびに涙がこぼれてくる。エンディングで楊令が死に、ひとり残された史進…彼の苦悩は岳飛伝に続く……
生涯でこれだけ泣けた小説はきっとあとにも先にもないことだろう! -
図書館で借りた。
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きちんと生きるとは、人を裏切らないこと、卑怯なことをしないことだという史進の言葉。史進さんは折々でいいことをおっしゃる。
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梁山泊始動
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楊令が遂に頭領となる第3巻読了
一方、宋禁軍の力を二分し南では、呉用は軍師として宗教の一味に加担し力を注ぐことになる。
また、子午山では花飛麟と張平が山を降り梁山泊軍に合流する。
呉用が染まっていきそうな気もする・・ -
豪胆な宗教家方臘とスパイ軍師呉用の取り合わせが妙味。
生姜焼き
焼き肉
すき焼き
は〜らへった〜(●´⌓`●)
生姜焼き
焼き肉
すき焼き
は〜らへった〜(●´⌓`●)