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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
短編集。
もっと爽やかなイメージだったんだけど全然違った。
タイトルが食べ物のわりに、美味しいものの描写は皆無に近く、
恋愛ものの印象のほうが強かった。
つまらなくはないけれど、期待はずれでした。
五感にうったえる「食事」は一番鮮烈な記憶だと思うんだ。喋ったことは少ししかなくてどんな声だったかすら思い出せないけど、しけたキャラメルコーンを食べるとおじいちゃんと話したときの雰囲気をのようななにかを思い出せる。
あの時、あの人と食べた、あの味は・・・そういう思い出が蘇るってコト、ありますよね。それは楽しかったり、辛かったり、悩んだり、、、。人生、それぞれ。そんな食をからめた人生模様の短編でしたよ。
日常や人生の落とし穴に不覚にも、または必然的に、はまってしまったかのような、ほろ苦い人間模様を描いた短編集でした。
作品それぞれのタイトルは美味しそうなのに、全くそうではなく、異様な人間関係を前にすると料理だけが愚直な現実との接点に見えて、とてもシュールでした。
ずっと前に「切羽へ」を読んだ時に他の作品も読んでみたいと 思っていて、図書館に行ったら目についたので、読んでみる事に。 食べものの名前がタイトルの短編集で、その食べものにちなんだ話が9つ。 その中でも不倫を描いている話が多い。 といっても、決してどろどろしてるわけでもなく、どことなく淡々と。 本当に生活の一片。 そういえば、「切羽へ」でも、既婚者が別の男に惹かれる話だった。 ついつい... 続きを読む »
しょっぱいなぁ。
と思ったのは「大人のカツサンド」くらいから。
全部読んだらそういえば甘いたべものはないのね、と気付いた。
なるほど、と思った。
食べるということは生きること、というか本能なのだなあと当たり前のことを思いました。そして愛することも生きることなのだなあと。なぜか強烈な、こってりしてそうな本だ、と思いながら読み始めましたが、意外とアッサリとした読後感でした。
うわぁこれは面白かった!
食べものが題名になっている短編集。
どれもこれもが美味しそう!
私、ホントに食べものに弱いな(汗)
短編集の内容はそれぞれ穏やかに描かれてるんだけど色んな事が起きてます。
でも淡々と描かれてるのが凄く良かったなぁ。
ちょっとこの方の本読むのたのしくなってきた〜♪
久しぶりに沖さんのもとを訪ねた。
私が4歳のときに出て行った母の恋人だった沖さんは
山一帯を買って養豚をしている人だ。
母の葬式で喪主を務めた彼は人目をはばからず泣いていた。
私が彼の元を訪れたのは2つの知らせがあって、
1つは父が死んだこと。そしてもう1つは私が結婚することだ。
「ベーコン」ほか全9編。
装画:いしわためぐみ 装丁:大久保伸子
食べものってどうして幸せにつながるのだろう。
不倫相手に子どもができたときでも
失業してしまって妻の視線が痛くても
離婚の話し合いをしている両親がいても
恋人だった3股男が虎にかみ殺されても
食べているときはなんとなく嬉しくなる。そんな感じの話。
大好きなひとに、いつか食べさせたいと思っていたほうとうなのに・・・「ほうとう」 会社に出社できなくなった自分のために作られた、絵本の通りのミートパイ・・・「クリスマスのミートパイ」 大雪・出て行ってしまった猫のヨベル・交通事故みたいに突然身に降りかかった昼間の情事・・・「アイリッシュ・シチュー」 大好きなりすのコロンが死んだ冬、パパと一緒にいたおんなのひと。誰にも言えないわ... 続きを読む »
食べ物と恋愛の短編集。
幸せな話ではなく、どこかほっこりしたり、痛々しかったりする。
食欲と愛欲の絡んだお話が多くて、最初のお話「ほうとう」なんて、食べてからセックスして・・・という流れがいかにも象徴的。
「クリスマスのミートパイ」と「煮こごり」がよかった。
突き放したような視点で描かれているところが良かった。
人生のちょっとした転機や恋愛のさなかに色を添えた食べ物にまつわる短編集。
「煮こごり」を読んでとても暖かい気分になった。
一直線な片思い話とかじゃなくて大体が不倫の話なんだけど、温かみがあってほっこりしました。
恋愛と食べ物の記憶は直結している、といった感じの短編集。決して「食堂かたつむり」的ストーリーではない。 ほうとう 週末だけ会う関係、社内不倫中の彼。 彼と奥さんに子供ができて、その関係にも終止符が打たれそう、そんな時に彼から「郷土料理のほうとうを作ってほしい」と言われる。 別れの前の不穏な空気ってわかるよなあ、と無意味に感心。 クリスマスのミートパイ 過労で倒れてから、回復... 続きを読む »
アイリッシュ・シチューやミートパイ、ベーコンなど食べ物を題材にした短編の恋愛小説が集められてます。「煮こごり」が面白かった。
艶のある文章を書く人だなぁという印象。
どの物語もしなやかで、艶やかだった。
目次を見てどれも美味しそうだなぁって思った。
タイトルがシンプルなんだけど、きちんとしている。
食べものと記憶。というか、物語?
こういう話を読むととても密接に繋がっていて面白いなぁ。
音楽とかもそうだな、って思うけど。
食べものとか、音とか、自分の五感を通して記憶が呼び起こされる。
「クリスマスのミートパイ」が好き。
あと「アイリッシュ・シチュー」の主人公が感じる不安の感覚が生々しい。
食べ物を介した短編集。
私は食べ物にまつわるお話が好きなので、かなり好きでした。
どこか後ろめたくて、生々しいその感じが井上荒野さんらしいなぁと思いました。
表紙借りした本でしたが、おもしろかった。
食べ物のタイトルがついた短編集。
食べ物がでてくる。
だけど、恋愛話。
きらいじゃない。

お話が中途半端で心情が伝わらない。





