あなたの石

著者 :
  • 集英社
3.68
  • (7)
  • (5)
  • (11)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087753318

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【あらすじ】
    その女の子がうちの店にやってきたのは、冬真っ只中の二月のことだ。けっして美人というタイプではなかったが、ついついぼくは見とれてしまった。なぜなら、彼女の肌が透き通るほど白かったからだ。ぼくは石を売るアルバイトをしている。ぼくは、もう一度人を好きになることができるだろうか…。きみのために、ぼくができること…石を売るアルバイトのぼくを巡る青春純愛小説。

    【感想】
    石がテーマの物語。私も小さい頃石が好きで、海や川に行くといつも石を拾い集めていたのを思い出した。石を通して揺れ動く人間関係。それがもろく儚いものに見えて、実はとても強いということがよくわかる一冊だった。

  • 爽やかな読後感。何かいいな。

  • 好き。

    石をテーマに人間模様をロマンチックにかきあげている。
    人と時間の変化の物悲しさを上手く描けてる。
    登場人物が魅力的。
    ただ、「死」を扱ってる割には少し浅いかも。

    • totu09さん
      好き。

      人と時間の変化の物悲しさを上手く描けてる。
      登場人物が魅力的。
      ただ、「死」を扱ってる割には少し浅いかも。
      好き。

      人と時間の変化の物悲しさを上手く描けてる。
      登場人物が魅力的。
      ただ、「死」を扱ってる割には少し浅いかも。
      2009/11/11
  • 関口さんと俺、出会いの小説。

    最初はちょっと淡々としてた。
    でも、途中からのまれた。
    きっと、俺、好きだこの人。

    いなくなった好きな人、どうすればいい?

  • ドラマとかで「そこで告白だろ、普通」とかツッコミを入れたくなるあの感じが延々と続く話。

  • 石がモチーフの恋愛小説。登場人物たちの言葉ひとつひとつがとても心に残ります。話のテンポ、構成も読みやすいです。

  • ひとのこころの脆さをみせつけられてなみだがはらはらと。こんなやさしいひとが恋人だったらしあわせになれそう。

  • 僕が住んでいる、盛岡が舞台で
    清純な恋愛本を読みたい方はお薦めです。

  • 岩手県盛岡を舞台とした小説です。

  • 鉱物を売る店で働く少年の、恋や人生への葛藤がみずみずしく描かれている。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1972年栃木県生まれ。茨城大学大学院人文科学研究科修了。映画館の映写室でアルバイトをしながら小説を執筆し、2002年『プリズムの夏』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。07年には『空をつかむまで』で坪田譲治文学賞を受賞。他の著書に『ブックのいた街』、『はとの神様』、『ナツイロ』、『シグナル』、『潮風に流れる歌』などがある。

「2018年 『サニー・シックスティーン・ルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

関口尚の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×