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みんなの感想・レビュー・書評
表紙に惹かれて読んでみたけど…ううん、微妙(笑)あるマンションの住民の物語。短編集なんだけど それぞれの話がそれとなくリンクしています。でも印象薄くて「あれ?この人誰だっけ」と何度もなった(笑)それでも「タイルを割る」と「金魚のマント」が好き!
ちゃんとしてるってどういう事だろうと考えてしまった。
クーポンばばあなんてスーパーで見るだけならイヤな人だろうけど、
他の所で見たら賢者になっちゃいそうだ。
エレベーターのない簡素なアパートの話。
不動産屋の父のお金で暮らしている依子さん。
ごみの分別に精を出す管理人の太田さん。
小鬼ちゃんが転がり込んできたイラン人のジャハドさん。
母と北澤くんの間にたたずんでいたふうちゃん。
夫が倒れるまで結婚を少し後悔していた草代さん。
猫を預かることになった半ひきこもりのプログラマ陸二さん。
衣装作りの仕事をし、おどりばで人を待つタミさん。
彼らの日常とつながっていく人間関係。
他にもクーポンばばあの竹ノ塚さんやおかまのケイティさんなど
いろんな人が出てきます。
だんだんつながっていくのが面白いし、
話が進むと新しい人間関係もできてきます。
いたって普通のアパートなんだけど隠れ家みたいな魅力がある。
「ダストシュートに星」っていうタイトルがすごく好き。
上りきることもできず、さりとて下りることもできない……そんなアパートの住人たちの物語。ほろ苦い孤独を感じながら、はじめはみんなおどりばで足踏みしているけれど、彼らの日常が少しずつリンクしていくにつれ、裏に隠されていた優しい秘密が浮き彫りになる。よどみが消え、気の流れがよくなったおどりばで深呼吸した住人たちは、やがて上からさしてくる細い陽光に導かれるように、再びゆっくりと階段を上りだす。第一歩を踏み出せたならきっと変わるはずだと思わずエールを送りたくなる、不器用さが愛しい登場人物たちだった。
ゆるゆるほんわかした短編集でした。
おどりばで人を待っているタミさんの話、草のたみ
アパートの映画好きの管理人の話、出すとシュートに星
母の恋人について考える子どもの話、イヌとアゲハ
タイル職人の娘の結婚についての話、タイルを割る
砂丘で暮らしていたころの猫の話、砂丘管理人
やっとケイティさんが出てくる話、金魚のマント
お互いの話がかすかにリンクしているんだけど、人は結局他人というか、全然別の話なのもすごく良かったです。
作者の別の本も読みたいなーと思いました。
タイトルの通り、アパートの踊り場の階段に布を引いてまったり寛ぐ独身女性を中心に、どこか憎めない人々のもそもそっとした生活が細々と紡がれてる。日なたが似合うパサパサっとした短編集だった。
あるマンション(エレベーターなし)の住人たちのお話。
短編集だけれど、それぞれのお話のなかに住人たちがでてくる。
いろんな人生があるんだなー。と。
マンションの踊り場でお茶とか本読んだりとか。
やってみようかしら。
前回『フラグラーの海上鉄道』を読んで、
読んでいる間は、
面白いけれど最近おおい「癒し系」女性作家だな。
位に思ってた。
ところがどっこい。
とても後を引く。
文章の書き方が好き。
いい文章を書こうと普段使い慣れない言葉でつづるんじゃなく、
普段使う言葉を大切に、
自分の世界を表現するという
著者の自然な知性が好きす。
短編それぞれがなんとなくつながっている。
こういうの、どこかで読んだなとおもったら
劇団ひとりの『陰日向に咲く』だった。
本当にじわじわじわじわとしみてきて
ある日突然何かが刺激されて、
思い出すともうこの著者の世界が気になって仕方なくなる。
待ちに待った新刊。
楽しんだ。
各話は独立しても読めるけれど、どの話もすべて少しずつリンクしてるんですよね〜♪
おもしろい!!って思わずうなってしまう話もあれば、ちょっと??なものもあり。
内容はさておき、この本は装丁がいいっ!!これは文庫が出たとしても単行本で買うことをお勧めします。表紙の手触りが気持ちいいし、カバーを外してもとってもかわいい絵柄が出てきます(*´ー`)
ゲラで読了。
まったく期待してなかったんだけど、これが結構イケてた。連作短編集。最近こういう仕立てになってるもの多いけど、とてもうまく仕上がってて嫌味が無い。それでいて一篇一篇に味があって濃い。
少女が母親の元恋人と再会する話なんか、ちょっと背筋がぞっとする巧さだった。
これ、装丁と題名のイメージがかわいらしすぎて損してるかもなあ。
エレベーターがなく、かわりにタイル敷きの踊り場がある小さなアパートに関わる人々の群像劇。
踊り場でくつろぐのが趣味の住人やゴミの分別に生きがいを感じている管理人など、一風変わったひとびとがささやかで少しだけファンタジックな日々を織り成す。
収録されている短編はどれも他愛のない内容だけど、ほんわかと温かくて優しい。善意に満ちた、こんなアパートが実在したら素敵だと思う。

おもしろかった
心があたたかくなった
ほんの少しの孤独を抱えているけれど
決して不幸ではなく、やさしい人たち
オムニバスというのかな 古いアパートが舞台
その人にとって大切なものがあることを...





