松浦弥太郎の新しいお金術

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 659
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087754049

作品紹介・あらすじ

お金は友だち。子どもから大人まで、今こそ大切にしたい、"本当のお金持ち"になる方法。『暮しの手帖』編集長の人生を変える新・マネー術。

感想・レビュー・書評

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  • お金は友達。そして、お金が喜ぶ使い方をしよう。

    みんな、どうも話題にしにくいお金の話。
    それをこんなにも優しい目線で、そして率直に綴るこの本。

    生活して行く毎に凝り固まっていく、お金への思想、日常の考え方。
    そんな凝りをほぐして、考え方をいい意味でリセットしてくれる。

    定期的に読んで、自分の気持ちを考えを定期点検したくなる。
    そんな本。

  • 勤ちゃんと務くんの考え方は好き。私もお金さんと仲良くなりたい。自分の生活を振り返って、まだまだ改善の余地あり。もっと工夫で仲良くなれるはず。シンプルライフとも繋がっている世界観。哲学があれば安心、このフレーズは心に残った。自分の哲学って何か、自分は何に貢献できるのか、どんな生活がしたいのか、全ては繋がっている。正直、親切、笑顔、今日もていねいに。、のような自分の哲学をはっきり人に伝えられるくらい明確にしたい。

  • 「お金さんと呼びましょう」という文章に最初は抵抗がありましたが、読んでいるうちに平気に。かえって、お金を大事に扱うと暮らし方も丁寧になるよなあ、と筆者の考えに共感できる部分が多くなっていきました。特に参考になったのは娘さんにお小遣いをあげる部分でのお話です。子どもにどのようにお金の使い方を教えるか。なるほどなぁ、と思いました。最近の松浦弥太郎さんの本の中で一番好きかも。

  • どう取捨選択されてきたかの姿勢が読めます。
    情報は金なり。

    以下、この本の中で私に一番ささった文です。

    "情報格差や知識格差によって、人々の暮らしや仕事にも大きな格差が生まれていく。
    知っていると知らないの差だけで、幸せと不幸せの差が生まれる"

  • お金さん
    自分株式会社
    勤ちゃんと勤くん
    時間さん

    お金を使う時に
    それは浪費か、消費が、投資か
    立ち止まって考えてみようと思った。


  • 松浦弥太郎さんが、お金を論じるとこうなる。
    「そのまんま」な感想でごめんなさい。

    堀江貴文さんが書いてる帯にも共感できまして。

    お金を人格化しているところとか
    自分株式会社という考え方とか
    弥太郎さんですよね、とても。

    お金の体系が変わってくるように感じられますが、台湾人のような使い方は人間として、お手本にしたいところです(どんな使い方は、読んでね♡)。


  • お金術とは書いてあるけども
    財テクのようなものではなく
    お金とどう付き合って、向き合っていくか
    ということを書いてある本でした。

    こういう精神になれた時に
    お金は巡ってくるのかなと思います。

  • 「お金さん」との付き合い方。
    お金さんは友達。

    お説教じみてなくてすっと入ってくる文章。
    「金持ちは長財布を持つ」とか「金色の財布が金運を呼ぶ」とかバカバカしく思えてくる

    必要なもの「消費」、欲しいもの「浪費」
    与えるもの「投資」の3つに分かれるというのは説得力がある

    「お金持ち」になりたいのではなく、「お金さんとお友達になりたかったのだ」

    お金さんは私物化してはいけない 納得。

  • 最近はまっている松浦弥太郎さんの本。
    以下心に残ったところ。
    ・「さて、こんな使い方をして、お金さんは喜んでくれるだろうか?」
    ・年代にふさわしいお金プランを
    ・自分でできるお返しはきちんとする
    ・弱者になるな cf.敗者

  • 経済の本でも財テクの本でもなく、どうお金と向き合っていくべきかということが書かれた本。具体的なテクニックというより、お金と付き合う際の精神性について書かれてあるので、お金術というタイトルで何か具体的な術を期待していた人にとっては、相性が悪い。
    お金について書かれたエッセイという軽い感じで読むのがオススメ。お金持ちの人の言葉や考えが紹介されているので、自分の考えにも取り入れてみようという気になる。
    お金を私物化してはならないという言葉には、はっとさせられた。また、まずは自分から差し出すという記述にも、反省させられる。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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