- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087754346
作品紹介・あらすじ
老舗古書店「東京バンドワゴン」に舞い込む謎を大家族の堀田家が解決する、人気シリーズの第12弾。70年代の東京を舞台に我南人(がなと)と亡き妻・秋実の知られざる出会いが明らかに! 笑って泣ける番外長編。
感想・レビュー・書評
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第12弾。四年に一度回ってくる〈番外編〉(このシリーズは〈堀田家の今〉を描く〈本編〉が三編続き、〈主に過去の時代の堀田家〉を描く〈番外編〉を一編挟むという形とのこと。知らずに読んでた。)
今回は、時代は昭和四十年代。まだ二十代の若者だった〈堀田我南人〉と、その最愛の妻であった〈堀田秋実〉の出逢いを描いた物語とのこと。番外編だけれど、壮大な出会いの物語だった!本編に秋実さんがいないのが悲しい。秋実さんも堀田家と同じように人思いで、家族思いで、やんちゃで。堀田家と知り合うべくして知り合ったんだな。
ここが「LOVEだねぇ」の発祥だったのか! -
今回は番外編、我南人と亡き妻秋実の出会いの話でした。番外編は通常の話よりスケールが大きく若かりし勘一やサチが大活躍するので面白いです。本編であまり語られない秋実の人となりを知れて良かったです。ちょっと偶然が重なりすぎなところもこの東京バンドワゴンの良さかもしれません。
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このシリーズに関しては
もうお約束でかまわないわ。
どんなに大変な状況になっても
きっと最後は笑顔で終わる。
そう信じて読むというのも
それはそれで幸せな時間なのです。
今回は時をさかのぼって
我南人と秋実ちゃんの物語。
最初からもう過去の人だった
みんなの「母」秋実ちゃんって
どんな人だったのかな…という疑問が
この巻で少し解消されたか。
高度成長期の日本
我南人がまだ新人アーティストで
芸能界もTV業界もまだまだ過渡期で。
そんな業界の裏話も絡んでくる。
あとは…我南人の名前や
あのヘンなしゃべりかたの謎が解けた!
じいちゃんン〜、そんな理由で〜
こんな名前つけるんだぁ〜(笑) -
4年に一度の番外編。今回は満を持しての秋実さんのお話。
ただまあ。。。内容的には「いつもの」という感じが。番外編になってもノリが全く同じなので結局「マンネリ」感が色濃くでてきてしまってるような印象。
でもまあそもそもが「マンネリ」を楽しむシリーズなのかもしれませんしね。昭和ドラマのオマージュ的な意味合いとして言い方を変えれば「王道」なのかもしれない。 -
シリーズ12作目。
サチさんは生前も同じ語り口で、全く違和感がない。当たり前ですが。
秋美さんと我南人とのなれそめが語られています。
堀田家の人々は昔もすごかった。
これは読むしかないでしょう。
読み終わると「LOVEだねぇ」という気持ちになります。 -
ん?いつもの出だしと違うわね・・・ああ、サチさん、まだ生きてるのね!www
ほっほ~ぅ。すぐにわかっちゃったよ。秋実ちゃんだ!
我南人と秋実、運命の、出会いの物語♡ -
サチさんや秋実さんが生きている!と感慨深く思いながらあっという間に読み終わってしまった。改めて「LOVEだねぇ」って、素敵で偉大な言葉だ!