マスカレード・ナイト

著者 :
  • 集英社
3.74
  • (304)
  • (757)
  • (596)
  • (56)
  • (13)
本棚登録 : 6437
感想 : 584
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087754384

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読めば読むほどに、登場人物全員が怪しく見えてきて、そうかと思うと前回までのように事件とは関係のなかったことがわかったり、すごく振り回される印象。
    最後まで犯人はわからなかった。
    動機も簡単に想像がつくようなものではないし、東野さんの腕の光る作品だった。
    とても面白かったけど、前回の新田、尚美ペアのタッグが少なくて残念だった。

  • マスカレードシリーズ3

    今回もホテルには一癖も二癖もあるお客様たちが!
    そして山岸さんがコンシェルジュになって今まで以上にお客様のために尽力している姿がかっこいい。
    おもしろくてどんどん読めました!
    怪しそうと思った日下部氏はホテルコルテシアの人で山岸さんをテストしていて、なんだ怪しい人じゃなかったんだと思ってノーマークになった仲根緑が犯人でしかも男だった。新田同様、すっかり騙されました。
    これも映画化されないかなー。

  • マスカレードホテルの映画を観たから、木村拓哉と長澤まさみがずっーといる。

  •  警視庁の皆様
    情報提供させていただきます。ネオルーム練馬で起きた殺人事件の犯人が、以下の日時に、以下の場所に現れます。逮捕してください。
    12月31日 午後11時
    ホテル・コルテシア東京 カウントダウン・パーティー会場
     密告者より

     真実を見破ることは難しい。他人のことなどわからない。誰しもが仮面を被っている。その仮面の奥に隠された真実を見破ること、受け入れること、、ホテルマンの魅力を感じました。

  • 今回も面白かった~(*´∀`)
    ネタバレになるから言えないことだらけだけど、楽しく読めた1冊(っ ॑꒳ ॑c)

  • いわゆる叙述トリック。
    ひとつひとつの謎は、大した謎ではない。
    しかし、その謎が絡まりあった時に大きな謎が生まれる。
    そして、ロサンゼルスを舞台にした新田と尚美の物語を期待してしまうのは、早すぎるだろうか。

  • うーん。これは東野圭吾さんの作品なのか?と思ってしまった。ホテルやイヴとは違って、話は澱み、ギクシャクしているようだ。謎解きは、コネタを詰め込んだ感じがした。何より、山岸にも、新田にも、痛快さはなかったのが残念。

  • マスカレードホテルシリーズ第3弾。コンシェルジュに異動した尚美、またまた潜入する新田。コンシェルジュそこまでしないだろう感と後半の後付説明感が強い。

  • 犯人の「怪しんで怪しんで、最後に疑問が解けたとき、人は一切疑わなくなる」というセリフ通り。

    騙された。日下部の正体は予想通りだったけど。

    ある女性が殺され、犯人を知っているという匿名の通報があり、犯人は大晦日の仮装パーティーに参加するということがわかった。

    警察はホテルに潜入して犯人を探すが手がかりは見つからない。

    犯人ともう一人殺人計画者がいないと成り立たない物語。

  • 今作も、私の貧しい想像力の上を行く結末だった。
    これは騙された感を楽しむ本なんだけど、どうしても「騙されないぞー」と思いながら読んでしまう。
    その結果、ちょっとした怪しさ(恋人との年越しをしたがっていた緑が年越しをせずにチェックアウトしたことや、日下部が「代替案は?」とか試す言葉を使うことなど)には気付くものの、まさかここまで多くの人物が絡む事件とは思わなかった。
    マスカレードホテルは、事件には関係しないあやしいお客がたくさん登場したけど、今回はその反対だったな。

    今作は、尚美と新田がコンビというか、新田と能勢がコンビで、尚美はコンシェルジュとして出世してホテル業務として新田との絡みはあまりなし。
    「マスカレードホテル」での、2人の掛け合いが楽しかったからそこは少し残念。

    尚美がロスに行ってしまったら、マスカレードシリーズは終わりなのかな。
    それとも、何年後かにますます立派になって戻ってきた尚美と、新田のコンビがまた見られるのだろうか?

全584件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

東野圭吾の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
東野 圭吾
東野 圭吾
東野 圭吾
三浦 しをん
東野 圭吾
東野 圭吾
東野 圭吾
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×