- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087754384
感想・レビュー・書評
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読めば読むほどに、登場人物全員が怪しく見えてきて、そうかと思うと前回までのように事件とは関係のなかったことがわかったり、すごく振り回される印象。
最後まで犯人はわからなかった。
動機も簡単に想像がつくようなものではないし、東野さんの腕の光る作品だった。
とても面白かったけど、前回の新田、尚美ペアのタッグが少なくて残念だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マスカレードホテルの映画を観たから、木村拓哉と長澤まさみがずっーといる。
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警視庁の皆様
情報提供させていただきます。ネオルーム練馬で起きた殺人事件の犯人が、以下の日時に、以下の場所に現れます。逮捕してください。
12月31日 午後11時
ホテル・コルテシア東京 カウントダウン・パーティー会場
密告者より
真実を見破ることは難しい。他人のことなどわからない。誰しもが仮面を被っている。その仮面の奥に隠された真実を見破ること、受け入れること、、ホテルマンの魅力を感じました。 -
今回も面白かった~(*´∀`)
ネタバレになるから言えないことだらけだけど、楽しく読めた1冊(っ ॑꒳ ॑c) -
いわゆる叙述トリック。
ひとつひとつの謎は、大した謎ではない。
しかし、その謎が絡まりあった時に大きな謎が生まれる。
そして、ロサンゼルスを舞台にした新田と尚美の物語を期待してしまうのは、早すぎるだろうか。 -
うーん。これは東野圭吾さんの作品なのか?と思ってしまった。ホテルやイヴとは違って、話は澱み、ギクシャクしているようだ。謎解きは、コネタを詰め込んだ感じがした。何より、山岸にも、新田にも、痛快さはなかったのが残念。
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マスカレードホテルシリーズ第3弾。コンシェルジュに異動した尚美、またまた潜入する新田。コンシェルジュそこまでしないだろう感と後半の後付説明感が強い。
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今作も、私の貧しい想像力の上を行く結末だった。
これは騙された感を楽しむ本なんだけど、どうしても「騙されないぞー」と思いながら読んでしまう。
その結果、ちょっとした怪しさ(恋人との年越しをしたがっていた緑が年越しをせずにチェックアウトしたことや、日下部が「代替案は?」とか試す言葉を使うことなど)には気付くものの、まさかここまで多くの人物が絡む事件とは思わなかった。
マスカレードホテルは、事件には関係しないあやしいお客がたくさん登場したけど、今回はその反対だったな。
今作は、尚美と新田がコンビというか、新田と能勢がコンビで、尚美はコンシェルジュとして出世してホテル業務として新田との絡みはあまりなし。
「マスカレードホテル」での、2人の掛け合いが楽しかったからそこは少し残念。
尚美がロスに行ってしまったら、マスカレードシリーズは終わりなのかな。
それとも、何年後かにますます立派になって戻ってきた尚美と、新田のコンビがまた見られるのだろうか?