ドロップ

著者 :
  • 集英社
3.63
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本棚登録 : 94
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087803730

感想・レビュー・書評

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  • 高校生のときに出逢った本。
    何気ない日常を、とても丁寧に紡ぐことの出来る人だと思う。それが言葉に、写真に、表れていて。読み返すと、今を大切にしたくなる。

  • カバーが凄く好みで一度は見送ったものの、どうしても我慢できずに買ってしまいました。
    ほんわかとしてゆったりとした時間が流れている、エッセイ集とも詩とも言える本です。
    個人的に、「何気ない日常の中にちょっとした幸せがある。」と気づかせてくれる本だと思います。

  • この本を読んで、昔好きだった人のことをふと思い出した。
    公園で手を繋いで散歩していたとき、伝わってくる彼の体温、眩しいくらいの日差し、咲き誇る数々の花々。
    ささやかの幸せな時間。
    心暖まる日常生活。
    けれど自分にとっては大切なひととき。
    ふと思い出した。

  • ある恋人や夫婦の日常を切り取ったような、短いお話が16編。
    登場人物の名前もなくて、街の名前もなくて、それなのに自然と情景が目に浮かぶ。
    とてもきれいで、とてもあたたかくて、とても幸せで…。
    こんなキラキラとした日常を、私も過ごしていきたい。

  • そう、
    こういうの。


    日常が物語のような
    物語のような日常を

    ぼんやりと
    ほわほわと


    過ごしたいのです、私

  • この雰囲気が大好きです。
    日常を恋人と過ごす時間、一人で過ごす時間。
    読んでいてほっこりと心が暖かくなりました。
    写真も穏やかな風景でとても好きです。

  • カバー・本文写真/十亀雅仁 ブックデザイン/若山嘉代子、L'espace

    あたたかな気持ちになれる16の物語は、添えられたやさしい雰囲気の写真も素敵。こういう日々のささやかなことに幸せを感じることができるのが、ほんとの幸せなのかも。洗濯日和が好きでした。

  • カバーもかわいくて、
    中身もおんなのこ☆)
    ほんとにドロップみたいにひとつひとつにぎゅっていろんな感情がつまってる一冊×)

  • 短すぎる。う〜ん。

  • 短編でお話がいくつか入っていて、読んでいるとすごくあったかい気持ちになれる本です。
    そして、すごく恋したくなります///

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著者プロフィール

1923年東京生まれ。津田英学塾を卒業。1958年から1959年にかけ、テキサス大学に留学。専攻は英文学。

「2023年 『ニジェール探検行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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