美輪明宏のおしゃれ大図鑑

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  • 集英社
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感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087804133

作品紹介・あらすじ

見てわかる。読んで気づく。今、世界に必要な美しいモノ。ロマンティックな時間。

感想・レビュー・書評

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  • 竹久夢二、中原淳一、数々の映画や美しい建築との出会いをくれました。美意識の原点です。

  • 図書館で貰ってきました。
    古い本ですが、とても参考になります。
    これからは美しい日本語を使っていきたいと思います。


    特にオフィスで下記を使いたいです!
    ・本当に煩わしい方ですわね。
    ・ご冗談ばかり。それ本気でおっしゃっているの?


    早くパワハラ上司に言いたくてワクワクしてます。

  • 美しさとはを教えてくれる本

  • 美輪明宏さんの美意識がギュっと詰まった本。池本紫先生(ドレスセラピスト・デザイナー)も言ってたけど、黒とグレーは良くない! 黒とグレーの服を捨てたら運が上がったわ

  • 2012.6月 市立図書館

    図書館でなんとなく目に入って手に取った、美輪さんの本。(これと他に2冊)

    眠っている(もしくは枯れかけてる?)美意識がビシビシ刺激された。
    とても興味深かった。

    美しい日本語。音楽。上質な恋愛映画。
    とりあえず、昔の映画を見たいな~と思った。

    あと、自分でも色の力はすごいと思う。
    自分に似合う色、好きな色だけではなく、色そのものの持つエネルギーを無視してはいけない。
    私も明るい色が好き。

  • 私のおしゃれのバイブルです。

    この本を読んで、中原淳一さん、内藤ルネさん、寺山修司さんなど美の伝道師たちを初めて知ることができました。
    色のパワーや意味にも興味を持ち、カラーコーディネーターの勉強をするきっかけにもなりました。

    日々「美意識」を磨き、好奇心や向上心を失わずに生きていきたいと思いました。

  • 今の社会の価値観に対する厳しめな意見も多いけど、美輪さんのおしゃれが街のインテリアになるなどの考え方や女性の魅力についての意見に感動して、
    大切なことを怠って生きるところだったと反省もしました
    ずっとおしゃれを楽しみたい、怠りたくない、自分のおしゃれに自信をもって街を歩ける人でありたい、とにかくおしゃれがしたい!そしてきちんと魅力な女性でいよう、と読みおわってからそんな気持ちになりました

  • 中原淳一さんの「好きなものスカート」ってご存じですか?
    ブルー・グレイの上質な生地。
    フレアスカートに女の子の好きなものがアップリケしてあって。

    まるでそのスカートみたいな本でした。

    アールデコにアール・ヌーヴォー
    抒情画
    往年の名画
    シャンソン
    歌舞伎
    文学のあれこれ

    うつくしいことば しぐさ 

    クラシック音楽にお気に入りの香水

    確かにどれも大事なエッセンス

    想像力にやさしいこころ

    そのひとつひとつ。

    祖母や母、あこがれの年上の女性から教わるものだった
    それらは、今や本から教わるものになってしまったのかな。

    美輪さんのこの本の筆致は、別に毒はなくて
    読んだ方にやわらかく語りかける感じで、まるで
    サロンでお茶でも頂きながらお話を聞いてるようで。

    楽しく心華やぐものへのご自分の想いを聞かせて
    くださってて、楽しい一冊です。

    だけど一方で。
    それをご本から分けて頂いてるというのが寂しい。

    どこからも教わらないよりは、こんな素敵なものもあるよと
    きっかけとしては知るほうがいいですけれど。

    どこか遠いものとしてじゃなくって
    味わう小さな日常として捉えたいなって。
    それだけはちょっと心に引っかかります。

  • 今持っている自分で美しくなることはできる。見た目だけでなく、振る舞いとか暮らしとか。
    手にない何かを夢見て今を犠牲にするのではなく、今を活用して存分に生きることがやっぱり大切なんだなあと思った

  • 20代前半まで、私は自然体の私のままでいたいと思っていた
    けれど、いつか、三輪さんが、ありのままの自分を愛してほしいなんて、畑からとってきた泥大根をそのまま食べろといっているようなものだ、というようなことを言っていたのをきいて以来、私のそれまでの考え方が変わった
    私も20代後半になって見た目の女性らしさの大切さも感じるようになってきたので、三輪さんの言う「おしゃれ」とはどんなものなのか知りたくなり、図書館で借りた

    ファッション・言葉遣い・本・映画・音楽・恋愛など、おしゃれの基本に役立ちそうな図鑑

    三輪さんもマリー・ローランサンを認めてくれていて、なんだか嬉しかった
    プロローグの「美しいモノに囲まれていれば、人は自然に美しくなります」というのが、全てをあらわしていると感じる
    できることから少しずつ、今年は私もすてきな女性らしさを目指そう

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著者プロフィール

長崎に生まれ、小学校の頃から声楽を習い16歳でプロの歌手としてデビューし、1957年「メケメケ」、1966年「ヨイトマケの唄」が大ヒット。
ファッション革命と美貌で衝撃を与える。
俳優としては、寺山修司の「演劇実験室◎天井棧敷」の「青森県のせむし男」「毛皮のマリー」、三島由紀夫に熱望された「黒蜥蜴」をはじめ、ジャン・コクトー作「双頭の鷲」、デュマ・フィス原作「椿姫」、エディット・ピアフの生涯を描いた「愛の讃歌」など数々の当たり役を持つ。
作家としても、衝撃の自伝「紫の履歴書」(水書房)をはじめ、「人生ノート」(パルコ出版)など数多くのベストセラーがあり、テレビや映画も、宮崎駿監督によるアニメーション映画「もののけ姫」「ハウルの動く城」への声優としての参加、「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)にもレギュラー出演中など枚挙にいとまがない。
2012年から四年連続の出場となったNHK「紅白歌合戦」では、「ヨイトマケの唄」や日本語バージョンの「愛の讃歌」で大晦日のお茶の間を圧倒した。

「2021年 『新装版 天声美語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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