愛のコムスメ操縦術 彼女たちをやる気にさせる方法

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087805277

感想・レビュー・書評

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  • Wed, 24 Jun 2009

    多くのメダリストを輩出したマラソンの小出義雄監督の語り下ろしだ.

    これから,女性の社会進出も増える中で いかに,男女が組織の中で仲良くやっていくかってはなし(???).

    結局,気配りなんですね. そして,やっぱり男の子と女の子では,気持ちの動き方の傾向がちがうので それに配慮しないといけない.

    たとえば,女性グループとつきあう場合は,その中にかならず,影響力の強い人がいるので そこに配慮しないとややこしいことになる. たとえば,リーダーが監督の事を好きなのに,リーダーに先んじて末端(?)の子をいいあつかいすると,結局,その子の立場がなくなって,全体に対してうまくいかなかったり・・

    まず,リーダーと仲良くなっておいて,リーダーを呼んで 「○○,あいつ最近がんばってるな~.」 と,いうふうに声をかけるらしい. すると,リーダーも,自分をそういう事を相談(?)する対象にとらえてくれている,監督に悪い気はせずに,その情報をあとでそのコに伝えるらしい. これで円満.
    嫁姑で,どっちの方を持つべきか. このときは,姑に譲歩を求めるらしい. 姑にお願いして,譲歩してもらって,姑が嫁に優しい言葉をかけると 嫁はうれしくてがんばる.自分の息子に優しくする嫁を見て姑もうれしいという ポジティブなフィードバックが回りだすらしい.

    (が,ホンマか?)

    本書はざくっといえば「リーダーシップ論の実践書」といえるのかもしれない. よく経営者とかが書いている本に近いようにおもう. 個人のパーソナリティが伝わるとともに,ちょくちょくこういう本を読むのはいいものだとおもう.

    タイトルがなんつーか, 堅苦しくないのがいいよね.

    まぁ,オリンピックのマラソンコーチのエッセイだと思って読みましょう.気楽に.

  • 爺さん曰くの操縦術。
    女はほめろとか、男はおしゃれしろとか。
    とりあえず、女性は同じ人間じゃないというのがこういった本の共通の感想。

  • ”女性社員はやる気になり、娘は素直になり、妻は文句を言わなくなる。”
    某氏にオススメ!!

    塩GさんよりYMさんへ贈呈(YMさん保管)10/06/09

  • ■目的に合った方法を決めたら、
    後は、本気で、死ぬ気で、執念を持ってやり抜く。
    そうしないと中途半端な結果しか出ない。
    はっきり言って実績はできない。

    ■どういったら、女性を傷つけずに伝えられるか、
    気遣いは必ず伝わるはずと思って、
    ~して長くないでしょう、とか間接的に気付かせる言い方をする。

    ■男の志が半端では女性を振り向かせる事は出来ない。
    自分の職業がきちっと決まって、一人くらいの女性を安心させる事が出来ない限りは結婚はできない。

    ■観察力を磨く、女性を操縦する方法
    女子はみんな自分をかわいがってもらいたい。
    自分に注目してもらいたい、そこを上手くくすぐる必要がある。
    気にかけてもらいたい。(誕生日・クリスマス等はプレゼント、彼女の笑顔の為にという気持ちが大切)
    二人になった時はチャンス!こっそりと具体的に褒める。
    また褒めてもらおうと思って近づいて来るようにしたい。
    →また褒めてあげる。ただ、集団意識が強いためさりげなくが大事。『最近変わったね』

    ■いい人からの脱却法!
    オトコとして引っ張っていく所を見せる。ある1つの点に置いては、厳しい、譲れない所を出す。自分をリードしてもらいたい、かわいがってもらいたいという願望が必ずある。
    アタックする。新しい所に連れて行く。等

    ■男女間に友情は無し理論!
    男と女の間には、友情に対する感覚に違いがある。

    ■実績重視理論
    やはりまず女性は実績を重視する。
    女は男に比べてずっと現実的、誰と結婚するのか?
    どうやって子供を育てるのか、男よりずっと真剣に考えるため。
    相手の立場に立って考えれば分かる。

    ■好きだという言わずに、~所が好きと具体的に表現する。

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著者プロフィール

有森裕子、高橋尚子ら五輪メダリストを育てたマラソン指導の第一人者。1939年4月、千葉県生まれ。順天堂大学で箱根駅伝を3回走り、卒業後は教職に。86年、市立船橋高校で全国高校駅伝優勝。その後、実業団チームの監督を経て、2001年に佐倉アスリート倶楽部設立。

「2013年 『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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