乃木坂46物語

  • 集英社
4.15
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087807745

作品紹介・あらすじ

それまで、名前も知らなかった“乃木坂"という場所にアイドルになるためにやってきた、少女たちの涙のストーリー。結成から4年半。彼女たちの物語が、ここからはじまる。「週プレ」人気連載を単行本化。

感想・レビュー・書評

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  • 2015年に見事、紅白出場を果たした乃木坂46。
    AKB48の公式ライバルとしてデビューした彼女たちですが、決して国民的な番組である紅白に出るに至るまでの道のりは平坦ではありませんでした。

    結成直後のフロントメンバーの辞退、劇場を持たないことでの選抜とそれ以外のメンバーとの壁、AKB48との交換留学、そしてメンバーたちの過去、そしてスキャンダル。

    そんな、乃木坂46の2015年末までの道のりを、AKB48をデビュー当時から追い続けたライターさんたちが、乃木坂メンバーへのインタビューなどを中心にまとめたこの一冊が乃木坂46物語です。

    伝説の七時間ぶっとおしのバースデーライブ、アンダーライブにも参加した立場としては、あの場面にこんな物語があったのか!と思わず、目頭があつくなるところも多々あり、ファン必読書です。
    そして、もし乃木坂をすこしでも知っている、少なくとも乃木坂の顔である生駒ちゃんを知ってる人には手にとってほしい、一人の少女の葛藤、成長が書かれたノンフィクション作品としても読んでいただきたい。

  • 素直に感動。おじさんは心洗われます。

  • 結成当初から応援していたわけでは無かったので、この少女達がこんな苦悩や葛藤を抱きつつ、乗り越えてきたんだなぁと思うと…。表紙・裏表紙に載ってるメンバーは齋藤飛鳥さんが卒業されたら2人なのが寂しい。

  • 乃木坂46を好きになった時に、この本を読みました。彼女達の全てが詰まっている1冊で、何度も読みたくなること間違いなし。

  • 結成から4年半をギュッとまとめている。
    いろんなメンバーの声を入れてほしかった。

  • [読書]6 乃木坂46物語 篠本634(2015)

    第1章 「乃木坂を目指した理由」
    第2章 「選ばれた36人の少女たち」
    第3章 「初めての選抜発表」
    第4章 「アイドルという戦いの幕開け」
    第5章 「”選抜”と”アンダー”という壁」
    第6章 「涙の『ぐるぐるカーテン』」
    第7章 「公式ライバルからの刺客」
    第8章 「桜井玲香と若月佑美」
    第9章 「『16人のプリンシパル』開幕」
    第10章 「地獄の9日間」
    第11章 「帰ってきた秋元真夏」
    第12章 「『制服のマネキン』、そして『君の名は希望』」
    第13章 「センター交代の衝撃」
    第14章 「2期生という名の風」
    第15章 「堀未央奈の場合」
    第16章 「次のステージへ」
    第17章 「七瀬と真夏の距離」
    第18章 「AKB 48兼任〜生駒里奈の決心〜」
    第19章 「夜明けの前の闇の中で」
    第20章 「アンダーライブ開幕」
    第21章 「一筋の光に向かって」
    第22章 「生田絵梨花の選択」
    第23章 「ネクスト・シーズン」
    第24章 「私たちは、誰のアンダーでもない」
    第25章 「”あの場所”へ・・・」
    第26章 「乃木坂46として」
    第27章 「少女たちの未来」

    ブックオフで220円だったので買ってみました。マイブームなので、一気に読めました。泣けた〜

    5月には、乃木坂46になんの興味もなかったんですよ。白石麻衣くらいしか知らなかった。いつから見始めたかもよくわからないけど、最近は乃木坂46のYouTube見るのが楽しい。バナナマンも素晴らしい。秋元康がプロデュースするアイドルってほんと魅力ありますよね〜。
    「最近、乃木坂のYouTube見てる」ってむぎちゃんに言ったら、「何年かに一度、可愛い女の子たちに癒されたいターンってありますよね〜」って言われて、「ああ、あそれか」って思った。

    大学受験期はAKB、去年秋の混沌期は宝塚歌劇団。孤独なトンネルを歩いてる気分の時期のアイドルは正義です。ブームは一瞬なんですが。アイドルって素晴らしい。

  • アイドルのサクセスストーリー。当然ファンには高評価でしょう。西野七瀬と秋元真夏の距離、選抜とアンダーの関係などは興味深かった。今やメインメンバーの齊藤飛鳥がまだ軽くしか扱われていない。ファン以外を感動させるのは難しいだろうが、文章は読みやすく好印象。

  • 私が乃木坂を好きになったのは、2015年の秋頃。
    その時にちょうど発売された乃木坂46物語を読んだ。

    元はAKBが好きだった時期もあり、AKBのドキュメンタリー映画なども観たこともあったので、正直乃木坂はAKBほどの苦労秘話のような話はないのだろうと思っていた。

    だが、知られざる苦労やメンバー同士の意外な関係など、乃木坂46のバックヤードを覗いたような感覚になる物語だった。

    乃木坂の予備知識がなくても、巻頭に全メンバーの紹介が載っているので、主要メンバーしか知らない方でも読みやすいと思うし、むしろそのほうが読み甲斐がありそうだ。

    乃木坂に少し興味があったり、乃木坂をもっと知りたいという方におすすめの本。

    表紙、裏表紙には全メンバー載っているので、推しメンも是非見つけてほしい。

  • 2015年末頃までのこのグループの歩みが、インタビューや記事引用などを織り交ぜて概ねつかめる本です。画像は書籍冒頭にまとまっているもののみで本文中にはほぼありません。

  • そりゃないだろ!ってキレたくなるような運営からの要求や指示を、混乱しながらも受けとめて正面からくぐりぬけた彼女たち。強くなるんだね、ひとって。みんながみんなできることではないし。ぼくが彼女たちを好きになったそのセンサーは間違いないものだと本書を読んであらためて確信しました。乃木坂好きでメンバーみんなの名前と顔が一致するひとならとてもおもしろく読める。この本でメンバーを覚えてもいい。生駒ちゃん曰く、乃木坂にはなんとなく陰のあるコが多い、とのことで、ああいう歌詞の「君の名は希望」にも共感しているコばかりみたいだし、そこは女性らしい優しさをしっかりもっていることの表れでもあるんだけれど、陰を持ちながら勇気を持つ、一歩踏み出す、という表現に親和性のあるグループだと思う。必死に頑張って、混乱して悩んで落ちこんだりしながら立ち直って、立派にパフォーマンスして、そんな「やるなあ」って思う子たちが、応援するように歌を歌ったりして励ましてくれる仕事をしているわけで、そんな応援の表現を受け取ると、頭が下がりそうになりながらだけど「おうよ!」って気にもなる。

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著者プロフィール

2011年8月に誕生した女性アイドルグループ。2012年2月に1stシングル「ぐるぐるカーテン」でCDデビュー。

「2020年 『のぎたび in ハワイ 白石麻衣&松村沙友理、スペイン 齋藤飛鳥&星野みなみ、ニューカレドニア 堀未央奈&北野日奈子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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