- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087813197
感想・レビュー・書評
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2021.2.3-372
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高校生の時に読んだ『天使の卵』に、続編があるのを知って手に取った。1作目を読んでいないと話が全く分からないと思う。
人には愛憎両方感じて当たり前だし、身近なほど悪態だってつきたくなる。そうして最悪のタイミングで人と別れた人たちが胸の内を語る言葉が、自分の経験と重なって胸がしくしくとする。
気持ちと向き合ってきちんと言葉にできる真摯な登場人物たちが浮世離れしているようにも見えるけれど、下世話なもの全部なしにして綺麗なものだけ味わいたい時もある。村山由佳の本はそんな時に読みたい本。
ただ正直に言うと、一本槍歩太の物語は『天使の卵』でとどめておいてほしかった。 -
「天使の卵」から10年後の世界。
書かれたのも約10年後なのですね。
前作のきれいにまとまった悲しい恋物語より、こちらの再生の涙のほうが、わたしは好みかな。 -
「天使の卵」のあと 直ぐに 読んだ。3人(歩太、春妃、夏姫)の間に 槙一が 無理やり 入ってきた感が あると思ったのは 私だけでしょうか!?
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夏姫さんが大人過ぎて
慎君が余りに子供っくて
歩太君も大人でだからドロドロな感じがしなくて読み易かったけどけど -
天使の卵シリーズ。
「赦し」がテーマ。
死の直前に言ってしまった言葉が心に刺さったまま。
前作から10年後、夏妃の姉と似たような状況の恋愛をする。
「あなたと出会えてなかったら、自分を赦せてなかった」