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みんなの感想・レビュー・書評
≪図書館≫ 絵画のガイダンス的な内容で、大筋をさらっとなぞっていた。美術に疎い私には、わかりやすくて面白かった。全体の流れがつかみやすかった。でも、絵が好きで詳しくしりたい人には、物足りないだろうな、と思う。
後半こそなんか雑誌の連載からかな?と思えるような内容だったが、たくさんの図版も参考にしつつ、西洋美術史の流れを、平易な、それこそ子どもにわかりやすく教えるような言葉で追うことができる。
ちくま文庫から出てる。本棚においておきたい一冊。
「美術は見るものではなく、読むものです」
をキーワードに、「エンターテイメントとしての西洋美術史」啓蒙活動にいそしんでいる著者による、西洋絵画読み解き指南書。
個人的に感じていたギモン(西洋の絵は要解説)、に体系立てた回答を得られたような、痒いところに手が届いたような一冊です。具体的には
・ 宗教画・神話・歴史画に描かれている意味は何か
といった「ダ・ヴィンチ・コード」的なギモンから、
・ 謎のアイテムが組み合わせられた静物画は何のために書かれたのか
・ そもそも風景画って何が面白いのか
なんて辺りまでカバー。
この表紙と、著者語り口のちょっとした胡散臭さは置いといて、入門書として楽しく読めます。
ちなみにこの方、ディナーショーならぬランチ講座なんかも持っているのですが、生はどんな語りなんでしょう。ちょっと行ってみたいかも…
中野京子さんの『怖い絵』シリーズでは 最初、衝撃的
その後も新しい発見をたくさん楽しませてもらった
木村泰司さんの『名画の言い分』も
西洋美術を鑑賞するための常識を教えてくれる
中野さんが モデルになった人たちの生活を教えてくれたのに対し、
木村さんは 絵そのものの移り変わりを教えてくれる。
当初は題材は神話だった(でなければならなかった)こと
文字のない時代には絵が宗教の教えを伝える手段だったこと
それを知ると、静物画の新しさ、印象派の衝撃が理解できる
今までただきれいだとぼんやり見ていた絵が
いろいろなアーティストの斬新な試みの積み重ねだった!
知るって、本当に面白い!!
美術は見るものではなく、読むもの
絵にはすべて意味がある
言葉で伝えることことのできないメッセージがある
芸術は素晴らしい
まさに文学だ
語り口はたしかに軽妙だが、酒脱というほどにはいかない。
’66年生まれという世代的ノリのよさか、歴史的あるいは宗教的背景の知を駆使して西洋美術をかように肉化してみせてくれてもなあ‥。
西洋美術は歴史の文脈から読みといていき、その背景を知ることによってもっと面白くなるというのをわかりやすく説明している。
知っている人にとっては当たり前のことだが入門書として非常に面白い。
西洋美術は見るものではなく読むもの。そのためにはまず時代背景を知らなければならない。
メカラウロコでした。
西洋美術の入門書として最適な1冊です。
いつも本は図書館で借りてますが、これは買う!
第1章 西洋美術の発祥〜古代ギリシアから中世の旅〜
第2章 フィレンツェに咲いたルネサンスの華
第3章 神の名のもろに〜キリスト教会絵画の変容〜
第4章 フェイス〜肖像画という名の伝記〜
第5章 天使からのメッセージ〜天使はキューピッドではない〜
第6章 人生の喜び〜オランダ絵画の魅力〜
第7章 エデンの園からの解放〜風景画の始まりと変遷〜
第8章 印象派登場〜モダンアートの始まり〜
木村さんは西洋美術史研究家。
ってワケで、時代や国における絵画の特色がスゴク分かり易かった☆
「美術は見るものではなく、読むもの」だそうです。
木村さんの絵画を見る目を通して、また違った見る目が養えます!
肖像画でもイマイチだったマリーアントワネットとか…
押さえどころが凝縮されてて、読み易い♪
良い入門書〜☆
これまで何となく美術や絵画には苦手意識があったが、
「美術は見るものではなく、読むものです」
という著者の言葉に、目からウロコが落ちた気がした。
特に近代以前の西洋美術の場合は、それを生み出した西洋文明自体が「感性」ではなく「理性」で成り立っていると指摘。
本書では、古代ギリシア時代から印象派の登場の頃まで、大まかな時代のエッセンスとともに、100以上の名画や彫刻に秘められたメッセージをわかりやすく紐解いてくれている。「ダ・ヴィンチ・コード」とは違う醍醐味を1冊で100回以上味わうことができた。
苦手意識が払拭でき、出会えて良かったガイド本。これから絵画を鑑賞するのが楽しみになってきた。
西洋絵画は理性で見るもの。
うん。がんばって勉強しよ。
ただこの本、「ドイツではあんまり絵は盛んではなかった。」的な事が書いてあって、その上で、ドイツ絵画をほとんど紹介していないので、ちょっと誤解を与えかねないんじゃないかと思った。ドイツロマン主義絵画やドイツ表現主義など、フランスやイタリアに比べたらメジャーではないかもしれないが、ドイツ絵画だって良いものはたくさんある。
ドイツ好きとしてはその辺が少し不満だったので星4つ。
手ごろな西洋美術史入門。ではあるが、タイトルに寄せた期待からすると正直ものたりない。一枚の絵の解説はわずか数行だ。これでは、「名画の言い分」にじっくり耳を傾けているとは言いがたい。そして、一般的な解釈を淡々と差し出す語り口にもものたりなさが残る。謎を読み解いていく過程にこそおもしろさがあるのに、そもそも「謎」が感じられないのだ。 巻末に参考文献として記載されている『ルネッサンスの光と闇』(高階秀... 続きを読む »
テレビ番組なんかだと もっとつっこんだことが取り上げられるんで ちょっと内容薄いかな とか。とっかかりなのかな。
西洋美術史の流れをざっくり追いたいのなら、この一冊がかなりおすすめ。
わかりやすい言葉で書かれているし、まったく知識がなくてもついていける。
本の最初に、カラーで図版がついているので、それを見ながら読み進められるのが魅力。
ざっくり読んで、気になる時代や作家については、自分でまた違う本を読めばいい。
有名どころの作品ばかりだし、小難しい「美術史」の本を読むより有意義。
「美術は見るものではなく、読むものです」というのが、「西洋美術の見方を教えてください」という質問に対する著者の答えだ。画家が自由に自分の好きな絵を描くようになったのは18世紀以降のことで、それ以前の絵はある一定のメッセージを伝えるものであり、明確な意図が内在している。そのメッセージや意図を正確に読み解いたうえで、作品の持つ世界を十分に味わうことが必要だという。 読んでいるうちに、この概略は、... 続きを読む »
本屋さんでチラ見。様式をベースに絵画の解説するのではなく、社会情勢、政治、経済とのつながりをベースにかかれているそうです。おもしろそう。
やたらに「感性で美術を見る」ことは近代以前の西洋美術では不可能だと教えてくれるのが本書。色々ないわれや裏があるんだろうな〜と思いつつ、知識の浅さで勝手な見解で絵を見ていたことが残念になりました。これからは展覧会に行く前に色々とおさらいしてから行こう!と決心。
「美術は見るものでなく、読むものです」。知識があれば、見えないものも見えてくる。知れば知るほど面白い。虚心坦懐に作品を楽しむのもありだけど、、、。
とてもわかりやすく物語や歴史と絡めて絵を解いてくれます。






