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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087814866
感想・レビュー・書評
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日本人が対話するとなると、変に構えてしまったり、意見が対立すると感情的になってしまったりするのは、対話の基盤ができていないからだとしている。
それに対し、西洋では古代ギリシャ時代から「対話術」を身に着けていて、それは「知のスポーツ」「知のゲーム」であったという。
ソクラテスの対話を分析しつつ、それを現代の就活や、サンデル教授の『ハーバード白熱教室』が人気になった理由にあてはめることで、「あ~これも哲学なんだ!」と、まさに読者自身が気付くことができるように書かれている。
ソクラテスの対話術を、日常の会議やプレゼン、人間関係へのヒントとして紹介している点は非常に参考になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示