わたしの兄の本

  • 集英社
2.94
  • (0)
  • (3)
  • (9)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087815337

作品紹介・あらすじ

モーリス・センダック正真正銘の遺作。とある兄弟の別れを幻想的でセンシティブな筆致で描くことで『とてもとてもサーカスなフロラ』の作者でもある兄ジャックの死を悼む。柴田元幸による名訳も必見。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • センダックの遺作とのこと。勝手に作者のおにいさんの話だと思っていたが違った。柴田元幸の翻訳はエドワード・ゴーリー作品の訳のような訳し方。

  • モ―リス・センダックにやっとはまりだした私には難解な本でした。センダックが完成させた最後の一冊 と裏表紙にトニ―・クシュナー(私は、知らない人)が書かれていますが、この本は哲学書のようで、画までが美術絵画風です。いつものマンガチックなかわいい絵とはかけ離れていたのでイメージが拡散出来ない状態です。

  • センダック祭り♪2冊目。ちょっと難しい。

  • 亡き兄ジャックと、50年にわたる伴侶ユージーン・グリンへ捧げた大人向けの絵本。内容は突如氷漬けにされた兄と、彼を愛し救おうとしている弟ガイのおとぎ話。『かいじゅうたちのいるところ』などで有名な絵本作家の遺作、そして訳者はエドワード・ゴーリー作品で知った柴田元幸さんであると聞き読了。難解ながら言葉とその絵に強烈に惹かれ数回続けて読んでしまう。ほかの方の感想にあった、まるでタロットカードという例えに思わず頷く。お気に入りの場面は己の姿を変える熊とラストシーン。裏表紙には、トニー・クシュナーによる解説あり。

  • 訳がレベッカ・ブラウンの訳をされている方と同じだったので読んでみましたが遺作とのことで以前の作品を読んだことのない自分は著者の世界観や作風が分からないため味わうことができませんでした。
    他の作品も読んでいれば色々と味わえたのでしょうが…読む順番を間違えて残念でした。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1928年アメリカ ニューヨーク生まれ。絵本作家。
アート・スチューデンツ・リーグに学ぶ。『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)でコールデコット賞を受賞、その他『まよなかのだいどころ』『まどのそとのそのまたむこう』(冨山房)、『ロージーちゃんのひみつ』(偕成社)、『そんなときなんていう?』(岩波書店刊)、『くつがあったらなにをする?』(福音館書店刊)、『ミリー』(ほるぷ出版)他多数の作品がある。国際アンデルセン賞、ローラ・インガルス・ワイルダー賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞などを受賞。

「2020年 『かいじゅうたちのいるところ WHERE THE WILD THINGS ARE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

モーリス・センダックの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジョン・クラッセ...
エドワード・ゴー...
エドワード ゴー...
恩田 陸
ショーン・タン
ショーン・タン
矢部 太郎
ショーン・タン
トミー=アンゲラ...
ショーン・タン
エドワード ゴー...
ショーン タン
モーリス・センダ...
森 絵都
モーリス・センダ...
ヨシタケシンスケ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×