男と女、なぜ別れるのか

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 63
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087815429

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだ本の中で一番失望させられた。
    まず、タイトルの「男と女、なぜ別れるのか」については全く述べられていない。何の説明もなしにいきなり「男と女ではどちらが痛みに強いか」とか「どちらが性的欲求が強いか」というよくわからない比較を繰り返しているだけ。
    しかもその内容は全く根拠がなく、筆者の独断と偏見によって男はこうだ。女はこうだ。という風に言い切られているので本当に不快になる。
    調査に基づいた内容も一部あったようだが、その調査も規模が小さく信憑性のあるデータとは言えない。

    何故こんな本を出版したのか。
    そちらの方が気になるほど内容のない本だという感想。

著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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