- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087815535
作品紹介・あらすじ
『フェルメール全点踏破の旅』の朽木ゆり子最新作。世界有数のアートコレクターの邸宅で往時のままにコレクションが楽しめる“邸宅美術館"。欧州と北米から珠玉の15軒を丁寧な解説と美しい写真で紹介。
感想・レビュー・書評
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集める理由もそりゃそれぞれよね
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取材という名目で美術館巡りが出来るなんて、羨まし過ぎる、と思ってしまう私です。
言うまでもなく、羨まし過ぎる、と思ってしまうほど、素晴らしい美術館ばかりが紹介されています。 -
米国・欧州の大金持ちが自分のコレクションを美術館にした邸宅美術館を紹介した本。一代で富豪になって、美術品の収集をした人が多く、「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? (山口周)」ではありませんが、目の前の仕事にばかりかまけてはいけないのだな、と芸術とは全然関係ない感想をもちました。
コロナ禍ではゆっくり鑑賞もできませんが、機会を見つけて庭園美術館に行こう、とふと思えた本でした。 -
美術
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いったことがあるのは、フリックと、モルガン図書館&美術館のみです。
フィリップスは、最近ずっと気にしていて、とってもいってみたい美術館でした。他にも、たくさんいくところができてしまいました。 -
どこも行ってみたくなる。
内部の写真が結構載っているのだが、有名作品はもちろん、観たことのない有名画家の作品が写っていて興味深い。
借りた本だけど、購入を検討。 -
それ専用に建設された建物ではなく、「自宅にコレクションした絵画を飾る」の延長線上にあるのが邸宅美術館。100~200年前の大富豪が好きに建てた家に好きな絵を飾り、実際にそこに住み、死後公開されたもの…というのが定番らしい。「自分の死後に何ひとつ変更を加えてはならない」という遺言もお約束。
なので所蔵品は門外不出ということも多く、そこに行かなければ見られない。だが本来、邸宅美術館とは、「家」と「絵」がトータルコーディネイトされた精華を愉しむもの。「そこ」に行ってこそ、価値がある…というわけで、著者厳選の15館を文章と写真で紹介したのが本書である。
素材の面白さで門外漢にも楽しく読ませるが、素人向けの構成ではない。本文をぶった切る見開きの写真ページ、だがその直前や直後の文は、そこに写っている絵や部屋について語っているわけではない…といったことの連続で、「名画が愛した女たち」の行き届いた設計を見た後だけに残念さが募った。
一応巻末に各館リストがあるが、地図も大ざっぱで、観光ガイドとしては使いにくそう。「実際にはたぶん行けないと思うから、せめて空気感なりと」といった読みかたが最適なのかも。
著者の語り口が、クラシックな美術・音楽ジャンルにありがちな排他的なものではないのが救いか。この点も「名画が~」とは対照的だった。
2015/1/29読了 -
15邸の美術館の紹介。いつか行ってみたい夢のような場所だ!特にアントワープの天使の飛んでいるマイヤー・ヴァン・デン・ベルク美術館に行きたい。この本はとても分かりやすく説明されていたが、あともう少し写真のページがあれば、なかなか行けない者にとってありがたいのにと思った。
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15の邸宅美術館を、たくさんの写真で紹介。全部行きたい!!
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①バーンズ・コレクション
1994年の展覧会を見た。フィラデルフィア市内に移転して訪問しやすくなったとのこと。いつか、行くよ!
②イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館
シモーネ・マルティニ、フラ・アンジェリコがあるなら、絶対行く。
③ポルディ・ペッツォーリ美術館
訪問済み1989年?。邸宅美術館の先駆け的存在。私も金持ちになり、コレクションをしたいっ!!と思わせられました。
④ジャックマール・アンドレ美術館
訪問済み1995年頃?若干「金にあかせて」という印象があるのよね。
コニャック・ジェイやニッシム・ド・カモンドのほうが好き。
⑤コンデ美術館
訪問済み1995年頃?個人コレクションとはいえ桁違いなんですけど。
⑥マイヤー・ヴァン・デン・ベルク美術館
訪問済み2005年頃?ブリューゲルを見に行った。今ならドイツの彫刻を見たい。
⑦ロコックスハウス
アントワープは行ったことあるのに存在を知らなかった。2017年末までに行きたいな。
⑧ヴァン・ビューレン美術館
ここは行かなくて良い、わ。
⑨オスカー・ラインハルト・コレクション
ブリューゲルがあるので行かねばならない。
⑩ラングマット美術館
自分が好きな物だけを集めた、というコレクションのようなので、見てみたい。
⑪ペギー・グッゲンハイム・コレクション
ここも行かなくて良い、わ。
⑫ヴィラ・パンザ・コレクション
ここも行かなくて良い、わ。
⑬フィリップス・コレクション
ここは行く、いつか。
⑭モーガン図書館&美術館
訪問済み2010年頃?写本、時祷書が見たかったんだけど、常設展示はなかったような。
⑮フリック・コレクション
訪問済み2010年頃?ここ、素晴らしくかつ面白いです。コレクションの質も内容も成り立ちも。何を考えてこれを購入したのかなー、と想像していると、軽く1日経っちゃう!
個人コレクションという点では
ウォレス・コレクション(ロンドン)
コニャック・ジェイ(パリ)
ニッシム・ド・カモンド(パリ)
グルベンキアン(リスボン)
も良いです。