はてなの花 (愛蔵版コミックス)

著者 : 河内遥

• 集英社 (2010年4月20日発売)

感想・レビュー・書評

[rikka-378さんの感想 · 2012年11月2日]

セックスレスの夫婦のお話。女王様とのSMにはまる旦那、彼の被虐心を満たそうと奔走する妻、そしてそんな妻を好きになる女王様と、女性二人にしか見えていない昔の少女マンガの主人公。全員が全員純粋で、どこか不思議でどこか寂しい、でもとても愛おしい作品です。

[あさだんさんの感想 · 2018年6月29日]

レス夫婦とか夢ではないよな……

…

いっしょに居たいコトと痛いコト

買ったばかりの おもちゃを手にした
こどもみたいに 夢中になって
ひっくりかえって 笑ってた
でも おもちゃもいつかは飽きるのよね

脱衣場って すきだわ
みんなして 無防備で のどか
女の線は しなやかで見飽きない

[ひとまるさんの感想 · 2017年8月13日]

私ならすぐに新しい相手を見つけるが、どうしてそういう風に健気な方向にいってしまうんだ。
しかし、このあー、もー、というヤキモキ感が好き。

[yuko0802さんの感想 · 2012年7月26日]

こんな旦那絶対イヤ。

[こまひかりさんの感想 · 2011年4月26日]

うーん、妻のヨーコちゃんケナゲに思えてきます。

不思議な三角関係…。

[いまむらさんの感想 · 2011年4月8日]

トイレに閉じ込められるくだりが好き。
恋愛と性欲は必ずしもイコールではないけれどノットイコールとも言いきれないというパラドックスに焦れつつ、惹かれてしまう。これはあともう１冊分ぐらい引っ張って描くべき話だったと思うけどなあ。もったいないなあ。

[kukumiさんの感想 · 2011年2月6日]

SMってのはおもしろいかな。
頑張る主人公に共感するし、可愛い！

[berettam92fさんの感想 · 2010年12月2日]

メタ少女漫画+SM
この人の書くヒロインはいつも薄幸。

[Fさんの感想 · 2010年11月27日]

SMにはまる夫と夫の秘密をしらずセックスレスに悩む妻、そして妻に片思いするSM女王の三角関係をえがく。基本は夫婦間の性のはなしなのだけれど、後生大事に妻がとっておいた少女漫画誌の付録「なのかちゃん」の着せ替え人形が、ぺらぺらの紙ながら意志をもってしゃべりだすという、必要あるんだかないんだかよくわからない設定が付加されていて、そのためか、装丁がりぼんマスコットコミックスのパロディになっている。SMとセックスレスと少女漫画の融合。あたらしいのかもしれないがだからなんだともおもう。「ケーキを買いに」がおもしろかったので、この著者のコミックスをまとめ買いした、というのはすでに書いたが、何冊か読みすすめるうちに、そもそも性とか愛とかどうでもいいと気づいてしまった。おれは単にあのぽっちゃり娘を侮蔑しつつ欲情するどうしようもないメガネに萌えたってだけなのだ。だからほかの漫画はどれもいまいちピンとこなかった。「はてなの花」も「オーミ先生の微熱」も「へび苺の缶詰」も「チルヒ」も、性と愛と恋まわりの物語だったからだ。なので「関根くんの恋」以外はもう買わないだろう。

[nana-oさんの感想 · 2010年7月3日]

読み終わって表紙の意味を知る
地味に｢ごどっこ　どっこ　どっこ｣っていう擬音が上手いなあと思った。そうそうこんな音するよね洗濯機。個人的にはマホさんの恋が少しでも報われたらいいなと思う。（無理そうだけども）