岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (138ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087823790

感想・レビュー・書評

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  • 今年は映画化もあるし、新国立美術館でもルーブル展やってるし、読むなら今しかない!

    何故にこんなに高いんだ!?と思ってネットで買ったけど、高いのも納得の装丁でした。画集としてもオススメ。

    ストーリーはやや納得できないところもあるが、美しいので無問題!

  • ルーヴル美術館に所蔵されているという「この世で最も黒い絵」。
    17歳の時に耳にした奇妙な噂。その絵の謎を追い、岸辺露伴はパリへ向かう――。
    ルーヴル美術館BD(バンド・デシネ)プロジェクトのために描き下ろされた荒木飛呂彦初のフルカラーコミック!

    「この世で最も黒い絵」それには、描いた絵師だけでなく見た者すら無事では済まない呪いが秘められていた。
    「この世で最も黒い絵」のことを教えてくれた女性と岸辺露伴の淡い恋の思い出と「この世で最も黒い絵」の謎解きが交錯し、金田一耕助シリーズのような怪奇ミステリータッチな仕上がり。
    見た者の記憶を利用して攻撃してくる敵に、露伴が対抗する手段が手段だけに、あまりに切ない後味のエピソード。

  • 岸辺露伴の過去と思い出の中の女性…という普段のジョジョでは考えられないようなセンチメンタルな内容と、いつものジョジョらしいサスペンスホラーテイストさが、あのルーヴルをめぐる物語に…!

    この漫画を読んだときは、あのルーヴルがまさか!と思ったものです。
    何かのお折にジョジョ展に行き、ルーヴルに展示されている古典的な作品のポーズと、ジョジョ立ちの親和性に気づいたときにはおおっと思いました。

    当時読んだときはあまりぐっとくる要素のない物語でしたが、年を重ねて再読すると、なんとも味わい深い物語。
    ちょっと値段が上がってきたところで思い切って買いました。

    巻末の記事も興味深く、ルーヴル美術館だと「アート」って言葉じゃ軽くなりそうだな…くらいに高尚なイメージが、少し変わったような感じがします。
    日本の漫画とフランスのBDの違いなど、海外文化に見られる価値観にも触れられ、大変面白い。

    内容的にはカラーが思ったより目に優しく、意図的に荒木先生が淡い色味を選んでいたらしい。
    また、実はルーヴル美術館所蔵のあの彫刻のポージングがモデルのコマもあり、遊び心も楽しい。

  • 露伴先生、17歳の初恋
    岸辺家
    『もっとも黒い絵』
    27歳の露伴先生、ルーヴル美術館に絵を探しに行く

    ○まだ漫画家として立つ前の自信がない先生の姿が新鮮!
    ○カラーと白黒の画面デザインが鮮烈
    ○ルーヴル美術館の抱える作品の闇
    ○露伴先生の祖母ちゃんの“罪”は何だったんだろう…

  • 再販されたので思い切って購入。
    大きくて高いので、少し躊躇してましたが買って良かった!
    露伴ちゃんをフルカラーで堪能。
    ルーブル美術館収蔵作品へのオマージュもあり、楽しめます。
    荒木飛呂彦さん、全く変わらず若い!

  • ルーヴルより依頼を受け先生が執筆されたという作品。
    だが岸辺露伴のスタンスは動かない。
    しかし、今回は露伴自身の過去や血筋に関する話が出てきて、普段とは違う露伴が見れる。

    ストーリーも、いつもの荒木の世界がルーヴルを乗っ取った感じで、非常に面白かった。

    "ルーヴル"の名誉を荒木先生が受けたことを誰であろうとこの一冊だけでも十分に納得するであろう内容だった。

  • 露伴先生の初恋。
    彼女(奈々瀬さん)に翻弄される露伴先生可愛かったです…
    彼女ことが頭から離れなかったり、彼女の涙の理由が知りたかったりその涙が美しかったとか恋じゃん!?って思ったら恋してましたね(^_^)
    「あなたの力になりたい」「全ての恐れからそれが何であろうとあなたを守ってあげたい」ってセリフにキュンキュンしました(T_T)
    露伴先生が唯一心の中を本にして読まなかった人なんじゃ?って思ったんですけどどうなんでしょう…??

    露伴先生の短編ならではのスタンドではない奇妙さが面白かったですが真相をもっと詳しく知りたかった(> <)

  • 全ページフルカラー!
    アムールとプシュケ像をオマージュしたコマの美しさたるや…
    話も安定の奇妙さ面白さでドキドキしながら読み進めました。

  • 画集のような漫画でした。初見ではストーリーを完全に把握できなかったので、二度続けて読みました。今回も上等なサスペンスホラーを堪能できて大満足です。映画化されるそうなので、どのような映像作品になるのかもまた楽しみです。

  • 絵が綺麗。美しい。

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