夜のスニーカー (愛蔵版コミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 136
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087824247

感想・レビュー・書評

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  •  なんて純情な大人達の恋物語なんだろうなと。アラサーになってこの恋愛への生真面目さは貴重だよ。そしてそれが、良いのだ。

     サラリーマンの中川は、歩く事が大好き。同僚に紹介されたミサキも、同じく散歩が好きだった。とにかく生真面目で不器用で、そして優しい二人は、散歩を通じてゆっくりと距離を縮めてゆく。しかし、お互いの元恋人の影が、そこにチラつき・・・。
     二人には、どうか結婚して欲しいなあ。

     かつて「プレイボーイ」に連載していたので、やや男性向けかなと思うのですが、下品になり過ぎず、女性も読める作品ですね。
     読み切りの「晴れた日に遠くが見える」、これも本編に負けず劣らず良かったですね。若さと、それゆえの無謀さに溢れていて。最後の余韻と、この後の物語へ想像を掻き立てる感じが良い。

  • アマゾンのお薦め商品になっていたので購入。
    ほんわかした感じで面白かった。

  • 奥ゆかしいという言葉が相応しい恋愛漫画。

  • 星里もちるの漫画は,買ってきてすぐはどうも読む気が起こらない,ペラペラッとめくって読む気を失せさせられる。しかし,少し間をおいてから腰を据えて読み始めるとすぅっと吸い込まれるもちるマジック。やはりもちる漫画は面白い,この作品もそうしみじみ実感させられた漫画でした。ウォーキングはイイよ,うん。

  • 数時間で読了。。

    ウォーキングが趣味なので
    そこの微妙な描き方が心地よかったです。

    夜、一緒に歩ける人がいるといいなあと
    うらやましくなりました。

  • .[漫画] 夜のスニーカー
    http://orecen.com/manga/yoruno-sneaker/

  • 前作の短編集が自分の中ではイマイチだったけど、今回は長編で話に変化があって最後まで読めた。
    まあ話の展開に、ご都合主義というか偶然にしてはできすぎなところがあったけど、そこは物語だからそんなものか

  • 過去の女性体験がトラウマになってる中川、処女をこじらせたミサキ、不器用な2人が近づいたりすれ違ったりする恋模様が描かれる――ひとことで言えば、星里もちるらしい作品。いや、ちょっと昔の星里もちる、だろうか。このテイストが本来の作風だと思う。まわりの友達が親切すぎて、2人の内面の変革がいまひとつ描かれないところが、すこし物足りない理由だろうか。

  • おとなののったり。

  • リビングゲームが懐かしい。

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著者プロフィール

福岡出身。1986年「プチアップル・パイ」にて『危険がウォーキング』でデビュー。1980年代は徳間書店「少年キャプテン」を中心に執筆。1990年代以降は小学館ビッグコミック系に執筆の場を移す。代表作は『かくてる(ハート)ポニーテール』『りびんぐゲーム』『夢かもしんない』『光速シスター』等。

「2016年 『やさしく!ぐーるぐる真紀 ②』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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