世渡り 万の智慧袋 江戸のビジネス書が教える仕事の基本

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087860108

作品紹介・あらすじ

「仕事とは何か」「何のために仕事をするのか」というビジネスの基本は、実は元禄時代に井原西鶴が、きっちりと、かつユーモラスに説き明かしていた。
江戸のビジネス書とも言える西鶴の「日本永代蔵」「世間胸算用」「万の文反古(ふみほうぐ)」を田中優子流に超訳して、現代にこそ通用する「仕事の心得の神髄」「まっとうに生きる智慧」を共に学ぶ1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 井原西鶴の作品から世渡りに役立つ物語を取り上げて解説しています。江戸時代の商人がいかにしてビジネスを成功させたかを読むと、時代は違っても、その基本は変わらないのだと教えられる本です。

  • 知らなかったことが一杯で興味深かった。
    始末の思想/自分の老後費とは別にちゃあんと「家産」を作っとくこと/社会貢献とは若者を育てて一人前にすること

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著者プロフィール

1952 年神奈川県横浜市生まれ。江戸文化研究者、エッセイスト、法政大学第19 代総長、同大名誉教授。2005 年紫綬褒章受章。『江戸の想像力』( 筑摩書房) で芸術選奨文部大臣新人賞受賞、『江戸百夢 近世図像学の楽しみ』( 筑摩書房) で芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー学芸賞を受賞。近著に『遊郭と日本人』(講談社)、
『江戸問答』( 岩波書店・松岡正剛との対談) など

「2022年 『手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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