- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087860504
作品紹介・あらすじ
国家が財政破綻すると、そこに住む人はどうなるのか? 高城剛がリアルに見た、財政が破綻した国や都市のリアルな現実。危機的な状況をサバイバルした人々に共通する条件は何かを解き明かすルポ。
感想・レビュー・書評
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10年くらい前の本。でも、妙にリアルで生々しく、他人事に思えず、背筋が冷える。
とりあえずお金は銀行じゃなくて、枕の下に円とドル半々で隠しとこ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
経済学者やらよっぽどリアル。
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http://naokis.doorblog.jp/archives/takashiro_tsuyoshi.htmlなおきのブログ : 【書評】『世界はすでに破綻しているのか?』〜高城剛さんが見た世界
<目次>
はじめに
世界のデフォルト(債務不履行)経験国
第1章 国家財政破綻、人はどう生き延びたのか?
1 ソヴィエト連邦崩壊
2 アジア通貨危機と韓国
3 アルゼンチン
第2章 ユーロ圏危機に学ぶ「生き延びるヒント」
1 スペイン危機
2 ギリシャ危機
3 キプロスの国家財政破綻
第3章 デトロイトに見る、アメリカの未来
デトロイト、2013年
おわりに
2014.10.08 田原氏&堀江氏の共著をAmazonで見ていたら、リコメンドされた。沢尻エリカの元旦那の世界観に興味を感じた。たまには役に立つじゃないか>リコメンドエンジン。
2014.12.01 読了 -
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過去破綻してきた国が、どういう経緯でどういうことになっていったのかを、実際に現地に取材した経験をもとにまとめた本です。
「突然破綻する」というのは共通していえることで、政府の発表は信用ならないことが分かります。
その退避方法としての資産分散は必須だなと感じました。
ただ連鎖的に関連国に影響が出るとのことで、米国や日本が破綻したときに逆に影響が出ない資産の逃避先はどこなんだろうと思うところもあります。
そういう意味では、自給自足できる人が1番強いのかなと感じました。 -
高城剛が見てきた世界の破綻コレクション。
タイミングよく身を投じて経済破綻を見てきた著者の嗅覚と行動力に感服。
破綻の予兆を感じる。
常に仕掛けやからくりを疑う。
その大切さ。
歴史は現在への鏡だと痛感。 -
高城剛の本。アルゼンチン、スペイン、ロシア、タイ、韓国、様々な国々が破綻した時の模様が描かれている。。3度も破綻を経験したアルゼンチンは、家庭がドル紙幣を地下に隠しているという。自国通貨の信用が失墜した時、いかに早く対応方法を変えられるかぎ鍵を握る。翌日に貨幣価値が1/3、1/10になる、、これと同様のことが日本円にも起こりかねない。基軸通貨のドルで預金をするか、、ドル紙幣で家庭で管理するか、、現物資産に変えてしまうか(金や銀)。まだ、資産はないが、今のうちから考えていかないとなー、っと思いました。
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日本や世界が破綻しても動じない事は可能か!?
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ソビエト連邦崩壊、アジア通貨危機、リーマンショック後のEU、デフォルトの常連であるアルゼンチン、そして米国の未来を垣間見るデトロイトなどの破綻もしくは破綻危機をその背景から現地での市井の人々の生活までを描く、もしもに備えて一度は読んでおきたい一冊です。もちろんもしもは起きない方が良いですが^^;
あとがきに「松方デフレ」再検証とあり、知らなかったのでとても興味深く読んだ。これは明治時代に起こったことで、赤字財政を埋めるために大量の紙幣を増刷し、その結果として急激なインフレが発生し、それを押さえ込むために執った政策がこの「松方デフレ」だ。それは暴騰した米を暴落させ、自作農は地租を払えず小作農に没落し、小作農は餓死者もでる惨状だったとのこと。一方で高利貸しや豪農は益々肥え太ったとのことだ。金融機関や富裕層は何時の時代も。。。 -
[雑感]
■破綻の仕方はどれも似通っている。
■日本もある日突然,破綻するんですかね。
■即座に移動,変わり身のできる身軽さを
手に入れたくなった。