ハル (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.46
  • (6)
  • (5)
  • (11)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 154
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088450636

作品紹介・あらすじ

咲坂伊緒キャラクター原案の劇場中編アニメのコミカライズ!
今より少し未来の、人型のロボットが一緒に暮らす時代の京都。くるみは恋人のハルを飛行機事故で失ってから、押入れに引きこもってしまった。くるみの祖父・時夫はロボットQ01にくるみを救うように依頼する。Q01は「ハル」の姿になりくるみを元の世界に戻そうと動き出す──。そのうちに知っていく「ハル」の過去とくるみとの関係。お互いをそれぞれ思いやっていた恋人たちの甘く切なく苦しい日々の話…。
【収録作品】番外編 春の日

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ロボットが一緒に暮らす少し未来の京都。恋人のハルを亡くして引きこもりになったくるみを救うために、ロボットにハルとしてくるみの側にいるように依頼する話。

    2人に起きた出来事が徐々に分かっていくんだけど、なかなか全体像が分からなくてモヤモヤした。
    最後にロボットなのはくるみでした、っていうのも展開として分かるけど、じゃあなんでロボットのくるみが押入れに引きこもってるの?
    最初に「今日からハルです」って言ってた時の体に付いてたコードはなんなの?
    物の値段の事とか携帯的な物の使い方とかを一から教えてるのはなんで?
    ボタンが映像を記録出来るものっていう説明も、その使い方の説明もないので何をしてるのかいまいち分からないシーンとかあるし。
    色々な疑問が湧いてきてすっきりしなかった。

  • 絵も雰囲気も好き。咲坂伊緒先生の絵に似てて、アオハライドの洸を彷彿とさせるなーと思ったら、映画のキャラクター咲坂伊緒原案なんだね。わざと似てるように書いたのかな。咲坂伊緒先生の絵も大好き。この作者さんの絵も大好きなので私にはすごく魅力的でした。読了後に小説が漫画化、映画化されたものだと知ったのでとりあえず映画観てみたいと思った。人型のロボットが普通に生活の中にいる少し先の未来での話。切なくて真相がわかったとき苦しくて胸がキューっとしたけど、メインの2人がずっと想い合ってる話で好きな展開だった。ルービックキューブに願い事を書くとか面白いなーと思った。

  • 個人的なことですが、何で私の嵌れそうなカップルは死に別れネタで終わるんだ。゚(゚´Д`゚)゚。
    一冊完結なので読みやすかったです。
    雰囲気がすごく好きv

  • 映画観た後に読みました。

    ラストの二人の出会いのシーンは、綾瀬さんのオリジナルなのかな?木皿泉さんが考えていたであろう出会いのシーンが読みたいな、なんて思ったけれどこの出会いかたもすてきだなって思ったので良かったと思います。

  • ノベライズ→コミカライズ。泣ける。コミックは番外編のハルとくるみの出会い編があるのがいい!映画も見てみよう。

  • 映画を見た上で購入しましたが感動しました。

  • ルービックキューブに願い事を書くって素敵。…映画観よう。

  • “「……先生 ボクは…くるみさんの悲しみを
    百パーセントわかってあげられるんでしょうか」
    「そりゃー無理だな」
    「ボクがロボットだからですか?」
    「たとえ人間でも同じよ
    他人の悲しみや苦しみは 本当のところは誰にもわからんと思うよ
    いいじゃないか わからなくたって」
    「わからなければケアできません 何をしたらいいのか…」
    「何もしなくていいんだよ 見ててやれば」
    「…そんなことだけで?」「そうだよ」”[P.68]

    映画鑑賞済み。
    「春の日」とあとがきの後でうるっと来る。
    ルービックキューブの最後の一面。
    映画見てない人でも内容わかるかな?

    “「あのっ!私…くるみっていいます 茎野くるみ! あなたは?」
    「ハル」
    「…ハル ねえハル!」
    「なんだよ」”

全8件中 1 - 8件を表示

綾瀬羽美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×