小僧の寿し (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.77
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本棚登録 : 274
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088451763

作品紹介・あらすじ

結婚を取り止めて手元に残ったご祝儀を持って、亜紀が向かった先は…。表題作『小僧の寿し』、その他3編の食べ物にまつわる読みきりとディケンズの名作『クリスマスキャロル』のコミカライズ作品で編まれたおいしい短編集。
【収録作品】チビのおでん/すいかドライブ/ととせの鴨/クリスマスキャロル

感想・レビュー・書評

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  • 久々に読んだ勝田さんの短編集は、帯文句通り「珠玉のネタ」揃いで、予想以上の面白さだった。ちょっと凹んだ気分のときに読むと効果てきめん。どの主人公も何だかトホホな状況なんだけど、躓いた先にあるささやかな幸せを、さり気なく微笑ましく描く勝田さんの手法がお見事。画力も上がりましたね~。扉絵をカラーで見てみたかったよ。それだけに、表紙イラストが若干地味目な気がして惜しかったかも。
    名作コミカライズは、もはや勝田さんのお家芸といってもいいですな!「クリスマスキャロル」のコミカライズも面白く読めました。何となく粗筋は知ってたものの、まともに読むのは今更ながら初めてでして…。だから、初めて読む「クリスマスキャロル」が勝田版でよかったです。
    それと、勝田さんの描く男子キャラもツボ。イケメンが多くて胸キュンです。

  • FGOのおかげでクリスマス・キャロル読みたくなったので。

  • 2014-3-1

  • あっさりと軽やかな筆致で人生の深みを描き出す。読後感はいつもほんわかしたり、ホロリと泣ける。

  • 食べ物にまつわる4つの短編+ディケンズ名作「クリスマス・キャロル」のコミカライズが収められた1冊。珠玉の名作、という帯につられて買いましたが、確かにどれも良い読後感。心をじんわりあたためてくれます。クリスマスキャロルは小さい時に何度も読んでいたので懐かしくなりました。個人的ベストは、鴨のお話。

  • ととせの鴨 が良い。はやりの年の差ものもこの作家さんの手にかかるとこうなるのか。
    鴨猟解禁ってwww

    無理やりハッピーエンドにせず、この作家さんのどこかとぼけた味わいがちゃんと尊重されてて、楽しい短編集です。

  • 結婚を取り止めて手元に残ったご祝儀を持って、亜紀が向かった先は…。表題作『小僧の寿し』、その他3編の食べ物にまつわる読みきりとディケンズの名作『クリスマスキャロル』のコミカライズ作品で編まれたおいしい短編集。
    【収録作品】チビのおでん/すいかドライブ/ととせの鴨/クリスマスキャロル

  • もとからだけども、絵が更に上手に(見やすく?)なっていて、お寿司のヒロインとか綺麗で、大人の女性って感じがよかったです。作品全部レベル高いなあと思いました。
    今回はヘタレさんはあまり出てこず、ハッピーエンドが多くて嬉しい。スイカのお話はヒロインちゃんの気持ちが透明でとてもよかったなあ。鴨の話含めて、いい話だ。ロマンチックっす。

  • わー!面白かった!
    「小僧の寿し」と「ととせの鴨」が特に好きだった。
    クリスマスキャロルも読みやすいし、勝田先生らしさが出ている。
    TSUTAYA渋谷てにサイン本購入。

  • お話は面白かったですが、食べ物があまり美味しそうに見えませんでした。シンプルな絵だから?

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