ベルサイユのばら 11 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 453
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088452517

作品紹介・あらすじ

少女漫画の歴史的名作『ベルサイユのばら』が連載終了から40年余の時を経て、ついに蘇る! アンドレ、ジェローデル、フェルゼン、アラン…オスカルを巡る人々のその後や、知られざる過去を描いた新作エピソード4編を収録。美麗カラー24P付きの豪華仕様!

感想・レビュー・書評

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  • 「ベルばら」の復活を知ったときは正直「今更…?」なんて思ってしまったのだが(すいません)、やっぱり気になって手に取ってみた。どうしたって当時との絵の違いに違和感感じるよなと心配だったのだが、思っていたほどではなく、雰囲気もほぼそのままでした。自分が本編を読んだのは今から20数年前。手元にもないので、だいぶストーリーもうろ覚えなのだが…話の合間合間のコラム「ベルばらファンルーム」のおかげで、懐かしいシーンや登場人物を思い出すことが出来た。
    エピソード1、2までは、久々のベルばらのウォーミングアップ、というか様子見な感じで若干物足りなかったけど、その後のフェルゼン編やアラン編から俄然面白くなってくる。読み終えたときは胸が熱くなりました。ベルばらがきっかけでフランス革命やマリー・アントワネット関連の本をよく読むようになったんだよな…と改めて思い出した。こりゃ、ベルばらも再読しなくてはだわ!以前読んだときとは感じ方も違ってくるだろうし。
    今回の復活は賛否両論かもしれないけど、結果としては読めてよかったです。そして、続刊も楽しみです。これを機に関連本も含め、ベルばらにどっぷり浸かってみたい。

  • 40年ぶりの新刊だそうです。私は中学生の時に宝塚にハマって愛蔵版を買ったので、リアルタイムな新刊は初ですね(^-^)
    アンドレ、ジェローデル、フェルゼンとマリー・テレーズ、アランをそれぞれ主人公にしたスピンオフ的短編です。最初のアンドレのを読んだ時、宝塚のベルばら外伝を思い出し嫌な予感(ベルばら外伝は駄作。私的に…)がしたけれど、後の話は結構良かった。どのエピソードも無理やり感が否めないが、軽く読むには楽しかったです。絵がな~やっぱり時の流れを物語るよな~なんて偉そうな事言ってすみません(^_^;)
    これを機にベルばら本編をまた読み返したが…やっぱり号泣(T_T)いつ読んでも感動します。

  • ベルばらファンにはグッとくる短編4編が収録されている。アンドレの幼い頃の淡い恋の思い出(オスカル以外の女の子と!)、ジェローデルの少年時代 オスカルとの初めての出会い、アントワネット処刑後 ウィーン大使として赴任したフェルゼンとアントワネットの娘マリーテレーズとの一瞬の邂逅、バスティーユ陥落後生き残ったアランのその後の日々。
    宝塚の「外伝 ベルサイユのばら」シリーズのハチャメチャさとは全く別物。原作の揺るぎない素晴らしさを改めて認識できた。そもそも宝塚のベルばら乱発上演には食傷気味の私。本編以外に更に外伝シリーズをどうしても上演したいのであれば、せめて原案は池田理代子さんにお願いしてほしい!と思った。
    こんな感じのスピンオフ作品なら、もっと読みたい!

  • 本編をまだ最初のほうしか読んでいないのに読みました。
    あの、ジェローデルが気になって仕方ないです。

  • 40年ぶりの新刊。
    マンガをほぼ整理し尽くしたところで、即買いしたい気持ちをグッと我慢。
    図書館で約30人待ちの末、読了。
    懐かしすぎる!当時は幼すぎて強烈な印象だった。
    番外編のような最新刊、ちょっとシリアスが抜けたような感覚で読めた。
    にしても、すごい作品だと思う。ずっと読み継がれるだろうなぁ~。
    ♪バラは、バラは、気高くぅ~、咲ぁいぃてぇ~、バラは、バラは、美しく散るぅ~♪も名曲だと思う。(M)

  •  これは燃えない訳にはいけませんね〜。
     実は私が漫画好きになったのは、古本で買ってもらったベルサイユのばらを読んだからなんですね。
     主だったキャラクターが描かれていて、なかなか満足でした。オスカルとアンドレが両思いになってからの描写もちょびっとあってにやけてしまいました。外伝のル・ルーもちょっと大人になっていて、感慨深い。ここはもうちょっと描いて欲しい気持ちもありますが、満腹になる手前くらいで良いのかも。

  • やっと入手できました。マーガレット50周年のコメントを求められ、コメントではなく漫画を描きたいとお願いした池田理代子先生、流石です!そして40年ぶりに描いても絵が全く変わっていない事に感動しました。まだまだ描きたいエピソードが沢山あるとの事。楽しみにお待ちしております。

  • ファンにはたまらないエピソード

  • マーガレット50周年を記念して出版された、続編・・・というか、エピソード集です。
    絵はちょっと当時と変わっている感じですが、エピソードが良かった。
    ジェローデル大佐、アントワネットの娘マリー・テレーズとフェルゼン、そいて最も良かったのがアランのエピソード。
    私の大好きなル・ルーも少し大人びて出てきて、ファンとしてはかなり嬉しい!!オスカル、アンドレが亡くなり、一人残された感のアランのその後を観る事ができたのは本当に良かった!
    高かったけど、買って良かったですヾ(@^▽^@)ノ

  • 40年後に続編が掛かれ、まだ書きたいエピソードがあるというのもすごいけど、もともとのベルばらが10巻しかなかったということにあらためて驚きです。

    コミックで713円ってついにそこまで値上がったかと思いました。

    ユリウスとアレクセイの子供を主人公にした『オルフェウスの窓』の続編も描いてほしい。

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著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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