- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088455419
作品紹介・あらすじ
物静かでメガネ。そんな外見とは裏腹に成績は中の下。アナログ人間で不器用。なのに運動神経は見た目どおりの町田くん。そんな町田くんがものもらいに…。片目がふさがってしまった彼を待っていたのは、いつもとは少し見え方の変わった世界でした。人が好き。だからこそ愛される町田くんの第3巻です!
【収録作品】愛、ある生活
感想・レビュー・書評
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町田くんがものもらいになる話からスタート。眼帯をして距離感が掴めなくなる町田くんが可愛らしい。ときめかせる天才になってる(笑) そんな状態の町田くんが猪原さんとかち合ったら、そりゃ悶えちゃいますわ。コミカルでほんわかできる話だった。
続いては、町田くんの弟のクラスメイト・桐谷くんの物語。周りをバカにしてしまい、なんでもっとうまくやれないんだよって思ってしまう桐谷くん。友達を作る資格なんてないと言う彼に、町田くんのかける言葉があたたかい。
「君はかしこいから相手のできない部分をどうにかしてあげたいって思うんだね」
怒りや不安感、そこから出る「バカ」という言葉の奥をすくい上げてくれるような一言。桐谷くんもミツオのことをちゃんと認めてるところが大人だなって思った。
次の話は町田くんメインではなく、彼とすれ違ったサラリーマン・吉高視点での物語。町田くんの行動は見る人をも緩やかに変えていく。善意を見るか、悪意を見るかで世界は一変する。ただ、人から善意をかけられないと善意のスパイラルに戻れないってあるよなあ。恋人の葵がどうこうじゃなく、吉高自身が変わったという部分が大事なのはわかるんだけど、葵の態度もどうかと思ってもやもやしてしまった。
『愛ある生活』は読切短編。どうなっちゃうのってところから、最後に恋愛アクセル全開にしてくるのいいなあ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気弱な弟ミツオの同級生・桐谷くんいいキャラだ!
ミツオと親友になるといいなぁ!
しかし3巻は町田くんの登場率が少ない~。
でも間接的にも人を優しい気持ちにさせる町田くんさすが! -
猪原さんの涙の訳は!?なんとも肝心なとこで次に続くかぁ。しかし、ウインクなんて器用なことお兄ちゃんにできないと母に言われる町田くん(笑)でもね、弟妹たちはウキウキしてましたよ。キュンキュンしてましたよ。その不器用さも含めて町田くんだもんね。
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忙しいときとか、自分に余裕がないと周りを気に駆けることは難しい。
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町田くんが優しいから町田くんに周りにいる人たちも優しい。町田くんのような人はそういない。できるようでできない。でも周りをよく見れば、周りを愛せば徐々にできてくるんだろうか。周りの幸せを自分の喜びとすれば。それが難しいって。
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2.3巻まとめ読み。
今回も癒やされましたー
後半に入ってた短編もよかった。きゅんとします! -
すべてを見下す弟の友達に、友達を作るのに資格なんていらないよ、とさらりと言うシーンが印象に残る。