思い、思われ、ふり、ふられ 4 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.04
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本棚登録 : 747
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088456539

作品紹介・あらすじ

朱里が和臣に恋する姿をみて自分の気持ちが抑えられなくなった理央のキス。家族でいようと努力してきた朱里と理央を好きな由奈はショックを受けます。由奈は友だちとして朱里の努力を知っていたので、理央にそのことを知ってほしいと思いますが──。それぞれが傷つきながら成長していく第4巻!

感想・レビュー・書評

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  • 1巻1話の序盤の足とかスマホとか誰だろうと気になってたからなんかスッキリした。勢い余って朱里にキスしちゃった理央。由奈がもう平気だから話聞くよって言ったわけだけど、キスしたこと普通に話さないでよ理央ーと思ってしまった。とにかく色んな事がこじれてこじれて気まずくなる4人。でも1巻の頃からは考えられないくらい成長してる由奈に軽く感動。でもそれより何より最後の夢にドキドキしちゃった。まさか理央のだったとは。これは意識しちゃうやつ。

  • 読んでいる私だから
    全てがわかっているんだけど
    この中で
    生きているキャラクタたちには
    全然知らないことがあって
    想像で埋めているところと
    知らないで止まっているところと
    もどかしいような
    むず痒いような
    夢のような世界が
    形になっていくのかね
    気になる展開が好きです

  • ラストの夢に爆発してしまった。理央と朱里の話はここで区切りかな??そして理央の恋も変わってく感じかな。にしても乾くん心理描写なさすぎて怖い…。理央のことが好きとか言い出さない限りは心の準備できているけど。

  • 理央の行動をきっかけに破綻し掛けてしまう四人の様子が何とも危うさに満ちているように感じられた第4巻
    理央はキスを「悪ノリ」と取られた事に腹を立ててしまうし、朱里はそんな理央を受け止めきれずに苛つき、そしてあの呑気に見えた和臣ですら朱里との接し方に迷っている
    一つでも何かを間違えてしまえば、四人の関係は完全に崩壊してしまうのではないかと思うほどに危うかった

    でも、唯一由奈だけは自分の中にある理央への『好き』を自覚しながらもどうすればいいか、どうしたいかを間違わないように気を付けながら行動しているんだよね
    というか、想い人から親友にキスしたと聞かされたら動揺のあまり、とても嫌な気持ちになって嫌な対応をしたっておかしくないのに、その状況でも理央や朱里と真っ直ぐに向き合おうとするのはもう尊敬してしまう

    それにしても理央と朱里の過去には驚きですよ!
    二人が家族になると知った日のことについては2巻の段階で理央がサラッと語っていたけど、まさかその裏に朱里の重大な決意が隠されているとは思わなかった……
    理央と家族になると知った次の瞬間にはその『家族』を守るために、これから生まれるかも知れない自分の恋心、理央から向けられるだろう恋心を封じてみせたんだもんなぁ……

    こうなってくると四人の関係に罅が入った状態に対して真っ先に行動しないといけないのは既に充分頑張っている朱里ではなく理央になる
    状況を変えるために朱里の秘密を守った上で理央に発破をかけた由奈は素晴らしいし、由奈の言葉を契機に朱里と家族になった日の真実に思い至る事が出来た理央も素晴らしいね

    これまでは朱里が理央の想いを封印し、理央はそれを知らずに自分で封印したと思っていた。だから二人は姉弟になれたけど、一方で二人の意志が揃った形で姉弟になっていたわけではなかったのかもしれない
    優しい嘘を通して仲直りをした二人はあの瞬間に本当の姉弟になったのかもしれないね


    そうして理央と朱里の関係が整理されたなら、二人は前に進むことが出来る
    朱里はようやく和臣と微妙な雰囲気に終止符が打たれ、そして理央は……
    由奈がああした夢を見ることはそれほど以外でもないんだけど、まさか理央まで同じ夢を見るとは(笑)
    欲求不満だったのか、それとも恋愛相手として由奈を見れるようになったのか
    何はともあれ、ようやくこの二組の恋愛模様は本当のスタートを切ったような気がしますよ

  • 由奈はちゃんと全部向き合ってどんどんズンズン前進していくからすごいやつだなあ。
    問題解決能力、こうやって合理的につけていけたらいいなー。

    私は一番理央に幸せになってほしいのだけど、ちょっとむりやりなこのくっつけ方はちょっと抵抗あるなー。
    もう家とかいいから理央と朱里でいいじゃん。だめなのわかってるよ!それぞれの大切な気持ちだってわかってるよ!でもこんなのって!アー!!

  • 理央くんの夢にニヤニヤしちゃいました!

  • 作中の中学生たち社会性高すぎではと思ったけど、もしかして自分の社会性が低すぎるだけなのではと不安になります

  • 思い、思われ、ふり、ふられ、嘘つき、嘘つかれって感じだったかな~。思い、思われも友達として好きな人として姉弟として家族として…といろいろな意味があったなぁ。

  • 最後に全て持ってかれました。
    これからの展開が楽しみ!!

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著者プロフィール

咲坂 伊緒(さきさか いお)
日本の女性漫画家。東京都出身。
デビュー作は『サクラ、チル』。代表作は実写映画化された『ストロボ。エッジ』、テレビアニメ・実写映画化された『アオハライド』。2018年に『思い、思われ、ふり、ふられ』が第63回小学館漫画賞少女向け部門を受賞し、実写&アニメ映画化が決定。実写映画は2020年8月、アニメ映画版は同年5月に公開。

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