ベルサイユのばら 13 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.70
  • (10)
  • (14)
  • (12)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 211
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088457017

作品紹介・あらすじ

約40年の時を経て、再び動き出した「ベルサイユのばら」エピソード編の3冊目となる今巻には、ファン待望の「オスカル編」「マリー・アントワネット編」の2大長編エピソードを収録。美麗カラー24P付きの豪華仕様で、新たな傑作に輝きを添える!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スピンオフ第三弾はオスカル編、マリー・アントワネット編。
    オスカル編はこれまでのオスカルの人生の場面が走馬灯のように流れ…色々な感情がオーバーラップして、胸に迫るものがあった。
    マリー・アントワネット編は、高級時計メーカー「ブレゲ」の創始者がストーリーに関わってくるが、このエピソードは非常に興味深く読んだ。改めて、晩年のアントワネットが、切ない。本編のこの場面がこうつながるのかと…。実はブレゲを今回初めて知り、読み終えてから調べてみた。技術者の矜持を感じました。
    当然ながら40年前との絵柄の変化はあるだろうけど、十分に読み応えあるし、今は今の面白さがある。40年の時を経て新作が読めることのありがたみを、改めてひしひしと感じる次第である。

  • ベルばらエピソード集3巻。
    オスカルの苦悩は、本編の方がよく描かれていたかも。
    大人になってから読み返した時、今のキャリア女性が抱える悩みと同じジレンマを抱えているオスカルに涙が止まらなかった。
    この作品がここまで長く支持される理由は、オスカルというキャラクターにあると、改めて実感。

  • 今回はオスカルとアントワネットのエピソード。オスカルの方はすぐに内容が予想できたが、ラストで男としての人生を与えてくれた父親に感謝するシーンは何度見ても感動。この時代の女性はそんなにつまらない存在だったか。まあ今も大して変わらないような気がするが。アントワネットのブレゲの時計のエピソードは、知りたかった内容なので嬉しかった。ミニッツリピーターを打つマリー・アントワネットNo.160を知ったのは、確か『ギャラリーフェイク』でだったような気がする。

  • エピソード編3冊目は、待ってましたのオスカル編!
    本編にも「オスカルの苦しみ」という巻がありました。貴族としての特権と義務、自分の特殊な生い立ちと生き方、そして、恋…。「もしもあたり前の女性として育っていたら」がはっきりした形で突きつけられるこのエピソードによって、「マルスの子として生きる」と宣言し、革命に身を投じた思いが、立体化して、改めて泣きました。

  • オスカル編は最高ですね

  • オスカル編とアントワネット編。オスカル編は随分と思い切った設定を盛り込んだなぁと。後半10ページだけでも満足。アントワネット編はオスカルと違ってアントワネットの軸がしっかりしてるのでスピンオフとして素直に面白かった。

  • 201702/リアルタイムではなく後追いでの読者な私だけど、多少の絵柄変化はあるもののこうして新作が今なお読めるのはファンには嬉しいし、池田先生すごい。前作もだけど、どの話もオスカル父がキーマンだよなあ。

  • 懐かしい。

  • 再録が多くて残念でした
    1巻から読んでるし、持っているんで、イマイチ
    値段も高いです
    帯に、ちゃんと大幅加筆による…みたいなのを書いておいて欲しかったです

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池田理代子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×