潔く柔く 1 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.91
  • (469)
  • (251)
  • (508)
  • (25)
  • (7)
本棚登録 : 2690
感想 : 295
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088478043

作品紹介・あらすじ

由麻は通学電車で痴漢に悩まされている。同級生のスワは由麻を守るため一緒に通学し、2人は付き合い始めることに。だが、由麻は毎朝同じ電車に乗る生物教師の梶間が妙に気にかかり…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いくえみ綾の代表作だと思う。

    いろんないくえみ男子が登場しますが
    みんな魅力的なので軽いパニック起こします。

  • 初めての「いくえみ」体験。

    細かく物語が考えてあり、匠の技という感じ。
    軽やかに物語が流れながら、少しぞっとする。

    割と派手な高校生の恋愛と思いきや、主人公たちの内面は実は繊細で、表は取り繕ってるんだけど、なぜか孤独で。
    というように10代の思春期の世界をリアルに表現している。

    主人公の女の子の壁に、男の子が書いた子供のころの絵がかけてあるのは、いくら仲が良いといっても違和感があるなと思いながら読み進めると、伏線であることが分かる。「あーこれがやりたかったのか。ならさっきの違和感なしでいいや」と思える。これができるのが作者の力量だと思う。

    この漫画の話とは全く関係ないのだけど、高校生くらいの頃の鬱屈とした気持ちを思い出した。
    こんな気持ちだったから、ロックも音楽として聞いてる今と違って、自分の何かを投影するように、本気で聞いてたな。と。

  • レンタル。再読。
    1巻発売当初読んだときとはなんだか違う気持ちになったと思ったら、およそ10年もたっていた。
    何回も繰り返し読んでいました。
    いくえみ先生の漫画はやっぱり良いです!

  • 3巻まで。

    長い連載で定評がある作品のようだけど、
    私はいまいちだったかな。
    少しずつキャラクターが繋がっていく。

    イマドキの若者の恋愛のリアル?

    あんまり共感できないんだよなぁ。
    それぞれ切なくて可愛くて少しきゅんでいいけど、
    どうせならドロドロは省いてほしいなー。これは好みでしかないけど。

  • とりあえず1巻だけ登録しましたが、全巻人からお借りしてまとめて読みました。

    登場人物達の気持ちや出来事などが、丁寧に書き込まれているので各々を誤解せずに読めたと思います。皆、色々な気持ちを抱ながら歳を重ねていくんですよね。

    ついつい「人も自分と同じ気持ちだろう」と勝手に判断して、まわりに気を使う事を忘れがちな自分に反省しなければと気づかせてもらいました。

  •  

  • 切なかった…。くるくるパーマの彼が好きです。これから皆幸せでありますように。

  • 面白かった
    やはりいくえみ綾先生の作品は
    独自の雰囲気がある

  • 学校の先生が気になってるけど、同級生の男と流れで付き合う子の話。

    1巻を読んだだけだとどんな話なのか、最初の由麻と梶間の話と、カンナと春田の話の関連も分からないし、なんなら誰が主役なのかも分からない。

    あんまりハマらないんだけど、なんとなく手放せなくて、間を空けて3回目の読み返しに。
    春田が死んでしまうところで一気に暗くなってしまうのもあんまり好みじゃないのかな。

    カンナが赤いペンキをかけられて倒れてしまい、その後春田が死んだのが自分のせいなのではという考えを他の2人に言えたところは毎回泣けます。

  • 1話1話が
    どうなるか
    どう繋がるのか
    別々な話のようで
    でも
    似たような話のようで
    あちこちで
    物語が起きている
    繋がりそうで
    繋がらなそうで
    まだ始まったばかりの一巻

全295件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

いくえみ綾(いくえみ りょう)
1964年生まれ、北海道名寄市出身。ペンネームは、くらもちふさこ作品『小さな炎』『白いアイドル』『糸のきらめき』三作、各登場人物の名前に由来する。
1979年、14歳のとき『別冊マーガレット』「マギー」でデビュー。2000年『バラ色の明日』で第46回小学館漫画賞、2009年『潔く柔く』で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。
代表作はのきなみ映画・ドラマ化されている。実写映画化された作品として、2013年に長澤まさみ・岡田将生主演の『潔く柔く』、2018年に小瀧望(ジャニーズWEST)と黒島結菜主演の『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』。テレビドラマ化された作品としては『あなたのことはそれほど』があり、2017年ドラマ化。内容と、主演の波瑠、助演の東出昌大が高い評価を受けた。
愛猫家としても知られ、コミックエッセイ作も描く。『彼の手も声も』における青い水着・白のタンクトップのワンカットが、渡辺満里奈の写真集の衣装をモデルにしていたことで話題になった。

いくえみ綾の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
海野 つなみ
安野 モヨコ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×