銀のアンカー 1 (ジャンプコミックス デラックス)

  • 集英社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088596303

感想・レビュー・書評

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  • 三田さんの「現実を分からせてやる」漫画。絵は途中まで関さんが描いていて、途中からは三田さんが描くようになったみたい。

    「就職」という題材をテーマに選んでいるのは、『ドラゴン桜』や『エンゼルバンク』の流れから言えば当然かな~と言えるくらい当然なんだけれども、「東大入学」や「転職」といった、これからの人生にかかわる一大イベントにして、それにかかわらない人も多い内容だった一方、この漫画のテーマである「就職」は誰もが通過するものなので、ちょっと題材としては難しかっただろうな~と感じた。

    でも、ためになることは沢山描かれているので、一読するのはオススメ。過去作のキャラがぽろぽろ出てくるし。

  • 働くとは何か

  • 大切なのは、すぐにアクションに移せるかどうか!

  • マンガなのでちょっと見下して読んだら意外に就活の本質を捉えていた。というか他の就活本読まなくてもこれ読めばいい感じ。

  • 全8巻読み終わりました。大手に就職するほうが良いという主張が若干古臭いと思いましたが、行動や挑戦の重要性を説いて背中を押す物語や、自己分析は単に自分について分析するのではなく社会とどう関わりたいかの考察だ、などの内容に大いに共感しました。

  • 就職活動に関する漫画です。
    僕自身も就職活動が本格化する前に読みましたが、就職活動の流れがわかって参考になりました。
    就職活動を控えている学生の方にはおすすめの作品です。

  • この人の本は、本当に現実をスパッと切り取ってしまう。就活本の漫画版と思って読むと面白い。ただ、これ通りに動いてそれを幸せな人生と思うかどうかはその人次第。

  • 全巻の感想

    4巻まではいいのだが、5巻から完全に作画崩壊し、学生の主要人物であるところの田中が宇宙人化(外見)幼稚化(内面)、これだけにとどまらず、全キャラの無表情化によって、ただの漫画の体をなしたおっさんの保守崇拝主張漫画になりさがる。4巻までがよかっただけに残念。5巻からの作画は本当に見るに耐えない。作画だけでなく内容も陳腐に。ただ言いたいことを言うだけで漫画であることを生かせていない。4巻までは就活漫画の金字塔。5巻からはクソ。

    4巻まで田中のキャラクターは現在の就活生のダメな部分をうまく具現化できており、取材の努力が垣間見れる。しかし、5巻から突然の幼稚化によって、4巻まで気づきあげた田中のキャラクターが全てパーに。もう一人に女学生の主要キャラ千夏も無表情になり、感情的になるべき場面でも顔を覆って泣くだけ、それ以外は全て同じ表情で怖い。そもそも絵が変。そして主要キャラ以外の人間を書くときにアシスタントを使っているため、絵柄が全く違うので奇妙。漫画の中に違う漫画のキャラクター(マガジンやジャンプのような)キャラクターが混じってくる。その点も本当に気持ち悪かった。4巻までは良かったのに。そして5巻意向白川の作画だけはそこまで変わっていないというのも奇妙な点の一つだ。そもそも無表情なキャラクターだからだろうが。

    なんだかんだ言って大企業、生涯収入の格差、キャリアアップの嘘などなど納得出来る部分はいくつもある。やりたいことのない学生は給料を基準に選択しろ。これもわかる。迷う前にまず行動。ごもっとも。それで?じゃあ中小企業で働いてる人の人生はクソだと?人生就活で失敗したら負けなのか?子供の頃から自分のやりたい事を決めてその職について働いてる人は絶対幸せなのか?
    この漫画はそもそも大企業に就職すること、地方なら公務員になること、これが絶対一番幸せなことであるという答えがすでにあり、その答えに結びつけるための理由を後付で加えている感がある。つまりかなり文系的な考えで構成された漫画である。ひとつの意見としてはいいけど、この漫画の主要キャラであるところの田中くんみたいに何でもすぐに信じてしまう人は、大企業に入れなかった時点で僕の人生終了さよなら、なんてなってしまわないか心配だ。

    そしてこの漫画のもう一つの気持ち悪い点は堀江貴文をモチーフにしたキャラクターを登場させ、ベンチャーなんかクソ、起業なんて考えるなということを暗に示している点である。漫画の中の堀江はスーツを着こみ、主人公白川の推薦で大財閥のトップに推薦される。これは明らかに気持ち悪い。堀江貴文という人物を少しでも知っている人ならこんなことはありえないとわかる。実在する人物を使って自分の好き放題なことを言わせるなんて頭がオカシイとしか思えない。つまらない同人誌よりつまらない

  • 何だかな…ここまで就職にこだわらなくてもいいんじゃない?

    何の職業に着くかじゃなくてどう生きるかが大切だと思う。

    この前まで就活してた身としては、別にこの本読んでも変わらなかっだと思う。…人それぞれだけど。

    駅で鶴折って周りの人が助けたからってそれが人望の証って…日本人なら他者を助け合う心があるから誰がしても同じじゃないかな?まぁイケメンや美人がした方が捗りそうだけど。

    でも、これから就活ていう人は読んで見てもいいかも…。

  •  『ドラゴン桜』の就活版。
     「仕事に自己実現を重ねるな!」というのは、行き過ぎた自己実現思想へのアンチテーゼとしては認めるけど、なかなかそこまで割り切れないのも確か(特にインテリになればなるほど)。

     後半、街頭で鶴を折らせ、通行人が手伝ってくれ、折り鶴でいっぱいになった段ボールをみて涙を流すシーンがありますが、何か自己啓発セミナーっぽいなぁ(笑)。

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著者プロフィール

一九四七年、兵庫県生まれ。岡山理科大学総合情報学部。岡山県内すべての川から堆積物を採取して、県内の地球化学図の作成に取り組んでいます。
「岡山県吉備高原地域の地球化学図」(分担発表)日本地質学会第一〇六年学術大会、一九九九年。「地球化学図から見た元素の移動について」(分担発表)第一一回日本情報地質学会、二〇〇〇年。

「2004年 『吉井川を科学する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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