JIN―仁― 12 (ジャンプコミックス デラックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088597201

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  • 時空を超えて姿が消えかかった仁。それを周りの人たちに見られ大事になりそうではあったが、手術中の疲労と緊張の為に幻覚を見たのだということで事無きを得た。それにしても目の前の自分の祖先に当たる人を救うことによって自分が将来存在しなくなる可能性があるのに必死で目の前の命を繋ごうと心臓マッサージをする仁。すごい男いや漢だと思う。オレには真似できない。だがしかし懸命の処置も虚しくお初は亡くなってしまう。この時点でもう仁が居た現代とは違う世界になるのだろうか?そして手術後に仁が夢で見たお初は大人になり赤子を抱いて幸せそうで仁に何かを語りかけて来たという。一体何を語ったのか?どういう事なんだろう、お初とは縁があればまたきっと違うタイミングで必ず出会うということなのだろうか?オレにはそう思えた。正直エモかった。

  • 昔自分で購入したもの。
    今は義実家の義妹の本棚に出張中。

    お邪魔した時に久々に手に取って読んだら面白かった。
    ・麻酔なしでの帝王切開ってどないやねん…(当時の麻酔では胎児に影響が出てしまうため作中では仁は使用できなかった)どんなだけ辛いねん…と経産婦は思うなど。
    ・今読んでる「ふしぎの国のバード」と大体同時代かしら。歴史に強い夫に聞いたら、「仁は江戸時代、バードはちょっと後」だそうで。

  • お初を助けられなかった喪失感はいかほどか。別の未来へ繋がるかもしれない手術に、消えても良いと熱い想いを垣間見せる仁。お志津の帝王切開出産が終わり、お初が別の世界では生きているという考えに至った咲。パラレルワールドがあるならば、それも救いに思える。仁はその後、長崎ではボードウィン軍医やグラバーと出会う。仁が送り込まれた過去が塗り替えられていく。

  • ひいいっ。
    おもわず…力が入ってしまったお産のシーンであった。

  • シーボルトの娘登場。また、グラバーと龍馬の関係はテレビ版の方がリアル・史実に近い。史実に沿った解釈は龍馬の黒い部分を浮き上がらせ、理想主義的に描かれる仁とは対照的。この仁と龍馬の対比・白黒の付け方はテレビ版の方が良か。おそらく良くも悪くも、判りやすくするために、性格設定のコントラストをつけようとしているためだろうが…。なお、その他はテレビ実写版に反映されている。

  • お初の死。

    シーボルトの娘、産科医。麻酔なしの帝王切開。仁執刀。
    外人の刃傷沙汰の目の手術。

  • 12

  • 安定の面白さ。

    でも、助けると消えるというタイムパラドックスが、はじめ意味が分からなかった。

  • この漫画、読み始めると最後まで読んでしまう。何故だろう。

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著者プロフィール

1951年生まれ。高校卒業後望月あきらのアシスタントを務め『COM』に作品を投稿(佳作入選)。1972年『週刊少年ジャンプ』で漫画家デビュー。実力派漫画として第一線で活躍し続けている。漫画賞多数受賞。

「2022年 『村上もとか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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