JIN―仁― 20 (ジャンプコミックス デラックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088598710

感想・レビュー・書評

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  • JIN-仁- 1〜20巻を一気読み。

    医師が過去にタイムスリップする物語だということは知っていて以前から気になっていた漫画で、友達から借りて一気読みしました。

    面白かった。

    江戸時代末期、幕末の世にタイムスリップしてしまうのは、現代の脳外科医の南方仁。

    なんで「脳外科」なんだろう?と最初は思っていたけれど、物語の最後のほうのエピソードで、このために彼はここに来たのだ、そして、そのためには「脳外科医」でなくてはならなかったのだ!ということに気がついて、納得。

    アマゾンプライムでドラマも見られるようなので、ドラマの方も見てみることにします。

  •  先日終了したドラマ「JIN」の原作漫画。以下かなりネタばれ。というかドラマの感想も入ってます。

     原作では野風の子孫が仁の恋人という設定はない。脳外科がそんなものまで治せるのか?と思いたくなる程様々な症例を治療し、その分登場人物も多い。沖田総司や高杉晋作などとの交流も原作のみで描かれている。特に沖田はストーリー上重要な役どころを担っているので、削るべきではなかったと思うが。。。
     当然ラストも原作とドラマでは違う。龍馬の四海兄弟の言葉を仁が引き継ぐという原作のラストの方が好き。
     
     と、私は明らかに原作派なのだが、ドラマ、原作共にタイムスリップものという終わらせどころが難しい作品を綺麗に終わらせることができた点は評価したい。
     ストーリーの終わり方こそ違えど、命や信念をつないでいくというメッセージは原作、ドラマ共に変わりなく、ドラマ化しても原作の良さが消えない珍しい作品となった。ドラマの第一部が大当たりしたことで原作も脚光を浴び、仁が咲にプロポーズするシーンがそのままスーパージャンプの表紙になるなど、ドラマと原作漫画がいい形で相乗効果を産んだ稀有な作品だったと思う。 

  • ハッピーエンドで良かったと思うが、タイムスリップの処理の仕方は納得できない。SFを読みなれた人にはこの結末は理解不能だろう。私が読んで理解したかぎりでは、江戸よりタイムスリップしてきた主人公(仁A)が、現代に生きる主人公(仁B)と接触した時に、仁Bが現代と江戸時代(6年前)に分割(?)する。つまり、都合3人になるということだ。SFでの説明付けは無理だろう。SFは荒唐無稽だから良いじゃないかという人もいるだろうが、ファンタジィとは違うと思う。登場人物は全員良い結末となり、仁Bが江戸時代の記憶を持っているので、江戸時代の仁Aがどうなったのか調べるというストーリー展開はさすがだが、SF好きな読者は困る。作者があえてそうしたのは分かるが、釈然としない思いをしたのは、私1人ではないだろう。

    • h.t.さん
      かなり時代遅れでコミックを読了しました
      ドラマは当時見ていたのですが
      ふとしたきっかけでコミックを読み始めました
      私もSF特にタイムト...
      かなり時代遅れでコミックを読了しました
      ドラマは当時見ていたのですが
      ふとしたきっかけでコミックを読み始めました
      私もSF特にタイムトラベル物や物理学のタイムトラベルについての本を多く読んできたものですが、
      このタイムパラドックスはなんか解せない感じがしています
      仁Bが分割されて、どちらの仁Bが主なのか副なのか、同じ人物が同時に存在していてつながっているのだったら、
      過去の変化に影響を及ぼす仁Bがいて、
      それを意識している現代の仁Bがいる。
      変化するたびに書き換えられた知識に変わるとのことだが、
      分割した時間を0としてなのだろうかと、
      まあ自分で良い様に解釈して納得するかな、といったところです(笑)
      失礼しました。。。
      2015/03/15
  • 歴史に詳しければもっと楽しめた。

    さざんの唐人物語を調べた。

  • 20巻まで読んでの感想

    やっぱりこういうタイムスリップ物は面白い
    しかも歴史が絡む
    現代の知識をもって過去に言った主人公
    その時代ではありえない能力となり
    奇蹟を起こし続ける
    みたいな

  • なるほど、原作はこんな結末を迎えるんだ~という感想。ドラマ効果か、なかなか本巻を手に入れられなかった。

  • 終わり方がいい漫画って最高だ~ね!!

  •  仁最終巻。確かに、割合上手く落としどころを見つけた感がある。そして、僻地や医療未開地への参画は、仁のこれまでの行動の延長線上と言えそうだ。
     ただ、過去残留の仁と咲が「病院を作りました」という結末はどうなんだろう。そもそも「仁友堂病院」「東洋医学科」といった現実と離れた展開をしている点は本作も同じ。TV版は、別離という悲劇に見舞われたものの、仁と咲の心のつながり、時間的に離れ離れになろうとも、医療にかける仁の誠実な思いを咲が繋いだ点を大切にしており、好きなラストだが…。
     また、本作の恭太郎の扱いは残念至極。戦争のような場面での死は様々な描き方や物語としての意味を付与できるものだが、この恭太郎の死には何の必然も、無為という意味すらない。死なせれば良いというものではないことを逆に示す好例(ひょっとして史実?)。

  • ヒロインのために薬を取りに現代へ。薬を入手し江戸に戻るが、気づくと現代に。
    どうなったか過去を調べるが結婚したらしい。
    そして現代も仁が知る現代とは少し異なる。
    野風の子孫が女医となり日本を訪れ、邂逅。

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著者プロフィール

1951年生まれ。高校卒業後望月あきらのアシスタントを務め『COM』に作品を投稿(佳作入選)。1972年『週刊少年ジャンプ』で漫画家デビュー。実力派漫画として第一線で活躍し続けている。漫画賞多数受賞。

「2022年 『村上もとか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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