ハチミツとクローバー 4 (クイーンズコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2003年2月19日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088651118

感想・レビュー・書評

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  • 「森田さんに帰って来て欲しい?欲しくない?」
    竹本がはぐへぶつけた問いの答えが好き。
    「帰って来て欲しくない やりたい事 全部やってみれるまでがんばるのがいいと思う」
    相手を尊重してるからこその力強い言葉だよね。

    羽海野先生はあくまで人は孤独であるって部分を大切にしてるように感じる(3月のライオンでも)。自他の境界をしっかり引いてるというか。自分の意志を決めて歩いていくのは自分次第だと。でもだからこそ、相手の意志を尊重できたり、相手のやさしさを尊ぶことができるのかなと思った。

    「ずっと一緒にいたいのなら彼女の事 かついで歩ける位の人間にならないとダメなんだって」
    真山の気負い。理花はこんなこと望んではいないだろうなと思ってしまう。
    山田のシソと夏祭りの話も切ない。真山も同じなのかもね。自分の心を折るのは相手ではなく、自分の重さだったりするよね。

  • なんか全体に話落ち着いてて今巻いいなと思ったら、森田がいなくてはぐが創作に集中してるからか笑。ホイップちゃんにキスしたり真山のコートを着てにんまりする山田さんにはさすがに心痛みますね…

    僕は理花さんファンなので、理花さんたっぷり出てきてくれて嬉しい。男性には誰しもあると思うんですよ、こういう好きすぎてどうしようもないけれど全く手が届かなかった経験って。真山の言動は本当に良くわかる。そう考えると、羽海野チカさんはすごいなー

  • あゆの真山へのどうしようもない恋心が伝わってくる今巻。
    恋に押しつぶされて行き場ない心を持て余しているあゆ。

    そんな時に、これからストーリーに大きく関わってくる野宮が初登場。

    真山のリカをどうしてもほっとけない気持ちも伝わってくるし、みんながみんな心の矢印が、別の方向を向いていて、切ない1巻となっている。

  • 相変わらず一途な片想いが数人.....

    駄目だとわかっているのに
    片想いってしまう。


    台風で折れてしまったシソは
    その先っぽを折らなかったから
    自分の重さに耐えられず
    土の上で横たわる。
    ちゃんと区切りをつけなかったから
    新しく先に伸びないのだが
    それはそれでいいのではないのかな?

    彼らの恋はどうなるのか期待!

  • 山田さんが切ないー

  • 好きは、好きだけではなくて
    大切という意味も、負けたくないという気持ちも
    含まれていて

    いくつもの風船みたいに揺れているから

    紐を手繰り寄せて
    隣の紐を握ったら
    もうそれは 違う感情になってしまう

    遠い
    こんなに近かったのに
    今はもう遠い

    叶わない
    それは前も思った
    でも それでも
    嫌なんだ だったらもう
    動き出すしかないじゃないか

    近づこうとする手と
    遠ざかろうとする足が

    交差して
    ちぐはぐなような
    すれ違い

    それはもう
    幸せと悲しみの間で揺れている

    握った手
    ならもう離さないで

    想いが伝わるまで

    自分の気持ちだよ
    伝えるための言葉だよ
    動くための体だよ

    生まれてきた意味とか
    そういう大げさなことなんかじゃなくて

    人を好きになるって そういうこと

    全部全部 ありがとう
    抱きしめて 持っていくよ

    苦しくても
    そうしたものすべてが
    きっと 自分を作るんだ

  • その たったひと言が ききたくて

  • そのたったひと言がききたくて 髪を結って、キモノを選んで、大さわぎして着付けして、 慣れない下駄を履いて ・・・・ドキドキして 他の誰の為でもなく あなたのそのひと言のために 願いを込めて ほんの少しでも 少しだけでも あなたの心が私にかたむいて くれないかって・・・・ どうして私は夢をみてしまうんだろう くり返し くり返し あきもせず ばかの一つ覚えみたいに

  • 再読。

    犬の前世のエピソード、花火の話が好き。
    真山に大事にされているあゆは幸せだと思う。

  • 山田のかわいくせつない恋心にキュンキュンです(*´∀`*) 真山め〜!

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著者プロフィール

東京都出身の漫画家。デビュー作品、 美術大学を舞台にした青春漫画『ハチミツとクローバー』が大ヒットとなり、アニメ化・映画化された。 2007年より『3月のライオン』の連載を開始。 同作はマンガ大賞や講談社漫画賞、手塚治虫文化賞などを受賞した。

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