プライド 2 (クイーンズコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088651989

感想・レビュー・書評

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  • オペラを勉強していたお嬢様が、いきなり父の破産でクラブ歌手として歌うことになる。
    それでも彼女は歌えることのありがたさを最初は感じていたのだが、だんだん自分ではなくて、クラブにふさわしい歌い方をしなければいけないことに苛立ちをつのらせていく。
    史緒が(私を見て)とばかりに声を張り上げて歌う様はなかなか迫力があり、切なかったです。
    そうして自分の歌を歌えない苛立ちを知ってか知らずか、蘭丸は自分のディーバとして萌を選ぶっつーのがまた、切ない。

  • 史緒が蘭丸を好きになるのと、3人でSRSを組むまで。アシ絵の出番が増えた・・・このアシスタントの絵、くどすぎて胸焼けしそうになるんだけど。一条ゆかりも、目が大きくて睫毛バサバサでちょっとバランス悪いと思う。有閑倶楽部最盛期は特に気にならなかったけど、大ゴマが多いせいか気になる。

    オペラから始まって、銀座→芸能界とどんどん一条ゆかりに甘い環境設定になるのが気になる。自分の一番得意なものからしか描かなかったらそのうちネタが尽きるのでは。

  • 今まで苦労ばかりしてきた女と今まで愛情たっぷりと大切に育てられた女。二人が同じ土俵に上がるその時の嫉妬。対象的だけど、どちらにも共感できる。

  • 金もらったらプロなんだから。その自覚がない奴とは一緒にやっていけない。

  • 男はこの漫画の主人公のような女性に弱いのです。

    うう(涙)←何故なくオレ?

  • 続いて2巻目。
    このまま銀座のクラブが舞台になっていく話なのかと思うほど銀座がリアル・・・。スタート地点から史緒も萌も1歩踏み出したってことろでしょうか。元々いた環境と違うところに身を置いて、己を知ってもがき始めている過程が描かれてるカンジ。
    個人的には史緒のほうを応援してしまいます。やっぱり人を蹴落とす人は嫌なのです。

    この巻で一番好きなのはプリマドンナで萌の歌を聴いた史緒が泣きながら「私”プリマドンナ”の歌手です」というところ。
    まさに「プライド」。ダメなときでもイチバン大事なところをとらえて、仕事をやりきるのがステキでした。私もこうありたい。

    それにしても浮き沈みの激しい巻です・・・ちっとも落ち着かずドロドロしていく!楽しみ!

  • 資産も才能も美貌も兼ね備えたいわゆる“お嬢様”が 父親の会社倒産によりそれまで当たり前だった生活が一変する。 残ったのは令嬢としてのプライド。その彼女が今後どう成長するのか、が楽しみな作品。 「プライド、そんな役に立たないもの、捨てた」という対照的なキャラ「萌」。 夢のためなら何でもする彼女とのバトルも見もの。 こういう愛憎劇かなり好き(笑) さすが一条マンガ、1巻から引き込ませてくれます。 この人の作品はなんでこんなにも人を惹きつけるんだろう。今後の展開に期待。

  • まさにタイトル通り。プライドとは、何か。

  • 一条ゆかりさんの最近の作品では一番好きです。

  • クイーンズコミックス

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