オぉジョオします (クイーンズコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.71
  • (12)
  • (10)
  • (26)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 107
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088653303

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「雲の上のキスケさん」「Sweetデリバリー」とヒット連載が続いた鴨居まさねの読み切り新作が単行本に。あの「セグウェイ」で逮捕された神田さんが、主人公の元カレ「八起氏」として登場するのが表題作「オぉジョオします」。逮捕されて拘置所に入るくだり、確実に実話だよね。キャラクターもシッカリ活かされている。亡くなったお母さんのお通夜BARとかやってそうな…(これも実話か?)。ところがどっこい、この作品で一番イイ!のは主人公のダンナ(お坊さん)だと思うな。主人公は、久々に会った元カレから仕事を頼まれる。ダンナには「元カレ」とバレてないし、と思って引き受けるも、実はとっくの昔にバレていた。でも、ダンナはベッドのすみっこで声を殺して泣くだけで。いい男だ。そして可愛いでないの!!独身男女の恋愛を描いてきた10年。でもこの作品集に登場するのは、ほとんど既婚者。みんな大人になっていく。二人で歩いていく。えーと、今度は独身30代の話も描いてほしいデス(笑)

  • 取るに足らないことを長々と説明しているようで、でもあとからじっくり考えるとすごく大事なことを自然とさらっと言ってるな~って思う。

    食事の話、すごく大事。
    作文の話も大事。
    何がしたいかって考え出すの難しいね。

  • 表題作の中に出てきた「82年生きたとしてよくよく考えると、人生の中でゆっくり食事を食べることができるのは2000回足らず」という話をしょうもない食事ですませちゃった時とかに思い出して後悔する。

  • 表題作+「地に足がついてしまう」「蕾また蕾」「ぜんぶ糸のせい」「手袋を脱いでスタート」
    蕾〜、はジベルばら色の、手袋を〜は、サインはB!の関連作品なのですね。

    今回も大人も子供も、男も女も、情けなくも愛らしい。そんな人達の人生のひととき。

  • 短編集で、鴨居さんらしさがよく出ていておもしろかったです。
    鴨居らしさって言葉では説明できない。なんか、読んでるとゆるやかな気持ちになります。疲れた夜とかに読みたくなる。

  • 短編集です。
    主人公たちは、全員小さな不安を抱えた大人。結局は、取るに足らないことなのです。

  • 大人になったから、読める★
    すごい色々考えるんだよね。。。

  • じんわりくる短編集。--
    潔癖症の旦那の奥さんの話が、大変そうだなと思った。--セグウェイを公道で走らせた人をモデルにした話はビックリ!

  • この人の「キスケさん」は姉が好きだったのでついでに読んでました。絵も好きだし、話も大好きです。この短編も素晴らしい!まさに鴨居ワールドですね。

  • 鴨居まさねの短編集。どの話も20〜30代の女性が主人公。特別な出来事はなにも起こらないのだが、ものすごくリアル。生々しい。けど、くすっと笑えるエピソード満載で、気持ちがあったかくなります。オススメの一冊です。

全10件中 1 - 10件を表示

鴨居まさねの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×