駅から5分 3 (クイーンズコミックス)

  • 集英社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088655666

感想・レビュー・書評

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  • かっこちゃん、好きだなあ……。(すっかり花染町のとりこです)

  • 事故を起こしたタクシー運転手、巫女バイトするあがり症の女子、財布を落としたその母、ボソッとしゃべる巫女バイトの先輩、グルナギ運営、会社クビになってアケタキャラメルの販売員になる男、双子萌えの生徒会長と、萌え勉強中の男子。
    なにせ、毎回の話の終わり方のかっこよさったらない。かつてテレビ版のパトレイバーにも感じた印象で、それは、落語のサゲにも通じる快感。

  • 最初はなんだかよくわからなかったけど、読み進めていくうちに全てがつながっていることがわかってきて、そこからは俄然面白く感じるようになった。

    現在スピンオフ作品連載のため中断中とのことだが、いつこっちは再開されるのだろうか。続きが気になるー。

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    完結するまで感想は書かないことにしているけど、しばらく続きが出なさそうなのでここでいったん区切りました。20141002読了

  • よく練られてる、なぁと思う。
    1巻からもっかい読みたくなる。

  • 購入はほとんど発売と同時で大分前でしたが、やっと読みました。素晴らしい。

    花染町を部隊に、さまざまな人物のエピソードが相互に引用されつつ個々の短編が作られています。引用されたエピソードが、そのお話で重要な要素であるわけではないのですが、あ、あのシーンと思えるだけで、話の印象がさらに深まるような、錯覚を覚える気がします。

  • 一見ヤな子が別の視点から見ると優しかったり、人って多面的な生き物だな~と思わされます。

  • くらもち先生の『駅から5分』というマンガは今日の『ダブリナーズ』であるというのがぼくの意見で,その点についてご興味あれば,『駅から5分 (1)』の紹介をお読みください。
    http://tabula.hp.infoseek.co.jp/nov07.html#20

    さて,まずおわびをしなければなりません。以前ぼくは,くらもち先生の描く駒込(作中では「花染」)は昔の染井地区であって,それはいまの JR駒込駅の北側だけであると言いました。しかし,それはまちがいでした。今回『駅から5分 (3)』の巻末に掲載されている地図によれば,このシリーズの重要な舞台のひとつである「花染神社」は,駅の南側にあると設定されています。

    もし手元に『駅から5分 (3)』をお持ちでしたら詳しく申しますと,218ページに掲載されている地図のうち,線路の北側の部分は,現実の駒込駅北側とほぼ一致していますが,南側のほとんどは現実と異なっています。地図で「花染高校」があるとされている場所に学校などありませんし,早乙女の兄が進学したという「私立花染学園」の場所にある学校は,現実には女子校です。にもかかわらず,駅の南側の地図で1か所だけ,分かりにくいかたちで,現実と一致する地形が示されています。それは,駅から病院に行く途中に神社があるということです。ぼくはびっくりして,ついいましがた駒込病院まで行って確かめてきました。たしかに,病院の手前にある「天祖神社」は,『駅から5分』に登場する「花染神社」そのものでした。『駅から5分』の舞台が,駅の北側だけであるとウソを言って,どうもすいませんでした。

    もっとも,『駅から5分 (3)』の巻末地図をたよりに現実の「天祖神社」を訪ねることはできないだろうと思われます。途中の道順が大幅に省略されているからです。ヤフーの地図によれば,「天祖神社」から駒込駅までは12分であると表示されます。いまのところ,インターネット上で「花染神社」のモデルが文京区にある「天祖神社」であると言っているかたがいないようなので,ご近所担当として言っておきます。以前,『天然コケッコー』の舞台となった浜田を訪ねたとき,浜田周辺の読者によるインターネット情報が役に立ちましたので,そのお返しに。

    それにしても,島根県立大学女子学生の遺体遺棄事件は,『天然コケッコー』のビービー・ストアーの近くで起こったんですね。犯人が早くつかまりますように。

    『天然コケッコー』は,そよたちが年をとるという設定でしたからまだ終わりようがありましたけど,『駅から5分』の作中時間はほとんど経過していません。『天然コケッコー』の連載中,これは「終わらない『おしゃべり階段』」だとぼくは思っていましたが,『駅から5分』は「終わらない『天然コケッコー』」になりつつあります。美内先生の『ガラスの仮面』が終わっていないわけですから,『駅から5分』も終わる必要がないとぼくは思います。

  • 間違いなく現在現役の漫画家で最強はくらもちふさこだと思う(←毎回、これ言ってるような気がするけど)。そして、この作品はほんっとにすごい。。。一話一話がアイデアの塊。三度読んでやっと全ての糸の絡まりが解けたような気になる。でも、まだたぶん気付いていない糸があるような気もする。この漫画家に出会えてよかったと、作品を読む度に思うのは何でだろう。心の機微をここまで描ける人がいるなんて。そして、それをさらに作品の中にいくつもいくつも重ね合わせていけるだなんて。にしても、この先、どういうふうになるんだろう。パッと終わってしまっても誰も驚かないもんな、これ。終わらないでほしい。(10/1/5)

  • 早く3巻出ないかなと思っていたらとっくに出ていたみたい。
    1、2巻に比べるとイマイチのめり込めず読了。
    面白くない訳じゃないんだこど。次巻に期待!

  • くらもちふさこさん、子どものころから大好き!
    新刊が出るたび唯一買っている作家さんです。

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著者プロフィール

1972年デビュー。『おしゃべり階段』『いつもポケットにショパン』など少女マンガ史に残る名作を数多く発表。講談社漫画賞受賞作『天然コケッコー』は映画化もされた。長期連載『花に染む』が2016年に完結。

「2017年 『くらもちふさこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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