不可思議クローゼット (りぼんマスコットコミックス)

著者 : 村田真優

• 集英社 (2015年5月25日発売)

作品紹介・あらすじ

自分を他人から守るための“楯"を手に入れた鈴木姫。憧れの人は“フランケンシュタインズ・モンスター"。不気味なものに囲まれて、人を遠ざけてきた姫だけど、「一番怖い」と噂される佐藤王子と出逢って…?(表題作)
【収録作品】太陽の放課後/pure/ドリームツアー ─羽─/ドリームツアー ─グルとビスケット─

感想・レビュー・書評

[みみみんさんの感想 · 2021年1月4日]

年齢層が若い人の漫画だと思うけど、絵の可愛らしさと、ネットの試し読みで途中まで読んだところの話が気になったので買って最後まで読んでしまった。短編集ですが、どれもピュアで夢があるお話。ファンタジーな意味でも。ロリータ風や森ガール風なファッションの子が出てくるとこも可愛い。学生ならではの夢や恋愛やの雰囲気がおばさんには初々しくて羨ましくもあった。主人公はどの子もちょっと癖があって、でも少女漫画らしくポジティブで可愛いのでそこがすごく魅力だと思った。あと泣けるとは思わなかった。

[naaaaatsuk1さんの感想 · 2018年4月3日]

短編集。5作品。表題作が1番好きかな。 これとは別に、妄想シンデレラとインザチョコレート一緒に読んだからか、3冊の中ではキュン要素薄めな気がした。でもなんかこの作者さんの作品は手離したくないような、そんな気持ちにさせる。

著者プロフィール

1月24日生まれ。熊本県出身。2005年、りぼんオリジナル12月号に掲載された「君の瞳に」でデビューし、2006年に「ドクロ×ハート」でりぼん（ともに集英社）に初登場。同じくりぼんで2010年に短期集中連載としてスタートした「流れ星レンズ」は人気を博し、2014年に全10巻で完結した。同年から「またあした」を連載開始。2015年より「ハニーレモンソーダ」を連載中。