ハイキュー!! 7 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 4092
感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088707860

作品紹介・あらすじ

青葉城西との3回戦。苦戦する烏野は影山に代わり菅原を投入。誰よりもコートの外からチームを見続けた男の采配が、徐々に流れを引き寄せ始める! しかし、敵エース及川のサーブには攻略の糸口が見つからず!?

感想・レビュー・書評

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  • スガさんの魅力がぎっしりの1冊。
    それを見習って少しずつ変化する影山。

    影山の笑顔はなんというか、驚きの怖さでした。

  • スガさんが試合に…!!それだけで嬉しい。
    「誰かより優勢に立って自分の能力を証明したい」じゃなくて「コートに立ちたい」という切なる願いを持ってるのがスガさんや影山の強さ。ちゃんと相手の良いところを認めて、その上で悔しいと思える、またそれを口にできる強さ、そして信頼感。この先輩後輩コンビ、とても良いなと思う。

    そう、先輩と後輩という関係の描き方が、この作品素晴らしい。
    影山は技術面(あと熱意)では天才とはいえ、もちろん未熟な部分がまだたくさんある。高校1年生なのだからそれは当然だ。
    そんな影山をそれぞれのやり方でフォローし激励する先輩たちの姿がすごく良い。
    年長者だから見えるものやわかることを後輩に伝え繋いでいくこと。時に見守りながら、導きながら。
    そんな部活における先輩後輩システムの理想形が烏野高校にはあるなあと7巻読んでて思った。
    (何気ない描写だけど、2セット目のコート入りの時、控えにいる影山の頭を激励みたいにはたく田中さんや、影山をニヤニヤ見てるノヤっさんが、とても良い。)

    個々の技術はスペックはそれぞれのプレイヤーのものだけど、チームの強さって個々のスペックの合計点だけでははかれない。武ちゃん先生が言うように人と人の出会いが化学変化を起こせば未知のパワーが生まれる。それがチーム競技の面白さなんだなあ。
    …って本作読んでしみじみ思った。いやあこの作品めちゃくちゃ面白い!!

    あと後からボディーブローのようにジワジワと効いてくるのが、及川さんが日向に恐れを抱くシーン。
    一見華やかで天才肌に見えるプレイヤー・及川さんの抱える天才への劣等感と、チームへの愛とセッターとしての矜持が熱い。

  • 「スガさん、すげー!」が第一声。
    外から冷静に分析して、コートに立って戦術を構築して、そしてそれらを惜しげもなくポジション上のライバルである筈の影山にも伝える。
    この7巻はスガさんが烏野を纏め上げてこれからの烏野のあるべき姿を皆に示していく1冊だと思います。

    敵も味方もちゃんとどうしてそうなったのか、と言う背景を丁寧に書いているからこの作品は好きです。
    及川のコンプレックス、手を出しつつも見守る岩泉と言った対戦相手の過去は試合の流れの深みが増して「早く次を読みたい!」と切望させられます。
    本誌で結果は知っているのにこうも続きが気になるとか…凄いわ。

    影山の笑顔とコミュニケーション力の無さは別の意味で凄かった…。山口もそのうち化けそうで楽しみです。
    あぁ、本当に続きが早く読みたい…。

  • ジャンプ誌上で今、王道少年漫画といえばトリコとONE PIECEを指すらしいが、これも入れて良いんではないだろうか。ここまで清々しくまっすぐで気持ちのいいスポーツ漫画、ジャンプではSLAM DUNK以来だと思う。

    何より青春してる感じがいいのよね。作内でメタ的に茶化してもいるけど、敵味方それぞれの思惑を描きながら試合を進めていく、しかもテンポを殺すことなく、というのが実に上手い。バレーボールってまさにシーソーゲームのように揺れ動く試合展開が多くて、最後までどちらが勝つかわからないものだが、そういうドキドキ感含めよく描いている。

    どうしてもメンバーが増えると陰が薄くなる人物が出て来てしまうものだが、ここにきてきちんと月島や金田一にもスポットを当ててくるのだな。アイシールドは試合ごとにテーマを打ち立てることでキャラの出番をローテさせていたが、ハイキュー!!はそれ以上に速いペースで広く全体を見渡している。

    極めて少ない女子要素を、及川目当ての観客使って補完したというのもアッパレw モブのくせにカバー袖にまで出てるしww

  • 表紙のスガさんがかっこいい!
    3年生トリオ!

    泣けるシーンと、笑えるシーンが交互にやってくる感じ。

    さすが3年生、スガさんの安定感、安心して任せられる。お兄さんて感じ。
    そんで、主将はお父さんて感じ。

    1年生たちはなんか子供に見えてしまうくらい3年生の安定感ね。

    及川くん、めちゃ努力の人なんだろうなー。でも影山もそうだと思うけど。

    ここから日向の本領発揮して青葉城西に勝ってください!

  • 影山に代わり、菅原がセッターに入ったことにより、試合の展開に変化がありました。

    菅原のアドバイスに従い、チームのみんなとコミュニケーションを取ろうとする影山が、ぎこちなくて笑えました。

    『ハイキュー!』は試合中にシリアスなムードがありつつも、ちょっとした笑いの要素もあって、長く読んでいても疲れません。

    しかも、ふざけたギャグではなく、自然とそうなってしまった風な笑いなのがいいです。

    もちろん、影山だけでなく、日向や月島の見せ場も大きかったです。

  • 菅原さんがとても恰好良いし、こんなピンチの時でも
    入れられてぱっとみんなの気持ちを盛り立てて
    テンションを挙げられるのはすごい才能のひとつだ。
    チームのことを長くみてきたからこそ、
    みんなが強いことをちゃんと分かっている。

    未知のセッターが入ることで相手も混乱し、
    菅原さんは中に入ってもきっちり冷静に試合を運ぶし
    影山くんにも「今は後ろにお前が控えてる。すごく頼もしい」と声をかけてくれる。
    ライバルだけれど敵ではない関係性。
    そしてそんな菅原さんのやり方を見ることで
    影山くんも学んでいく。理想の関係に見える。
    できることは違うけれど目的は同じ。
    ベンチに下げられることに用済みという以外の
    意味を見出せたことで、また前に進めるだろう。
    日向が菅原さんは褒めてくれると言っていたのを覚えていて、上司風の褒め方ではあるが
    ちゃんと褒める辺りは影山くん意外と素直。

    どんな選手でも試合に出る時は誇らしいというのが
    なんだか素敵だ。
    天才で何度も場数を踏んでいても、誇らしいと変わらず感じるというのは良い。

  • ワイドブロード。

  • スガさん、カッコいい
    泣けた

  • めちゃめちゃおもろっ!!!
    試合展開にゾクゾクする゜+.(・∀・).+゜

    かげやまトビウオ吹いた笑
    笑顔が残念なとこやコミュ障なとこも笑
    すごい成長ぶり( *´艸`)

    スガさん素敵!!こうなりたいねぇ。

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