- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088708638
作品紹介・あらすじ
ボーダー組織の最高司令官・城戸が下したのは、なんと遊真捕獲の指令。命令を受けた迅は遊真のもとへ向かうが!? そして遊真がこちらの世界へやって来た本当の目的と、知られざる過去がついに明らかに──!!
感想・レビュー・書評
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空閑の持つ黒トリガーを巡って、ボーダー内での駆け引きが始まる。強奪を指示する城戸司令をいなした林藤支部長と迅の機転がカッコいい。空閑たちを引き受けた玉狛支部の濃いメンバーもいいよね。陽太郎のゆるさが好き。たしかなまんぞく。
空閑とその父の過去、彼がこの世界へやってきた理由も明かされていく。空閑の父とボーダーの知り合い“最上宗一”の再会がこんな形になるとは切ないね。最上のことは、異世界同士を繋ぐ組織であったはずのボーダーの現状と、創設メンバーで同輩の城戸が近界民排除の筆頭となっている理由とも大きく関係してきそう。
さらわれた兄たちを近界民の世界へと捜しに行きたい千佳。それを助けつつ、目的を見失った空閑にも手を差し伸べた修。
「自分が『そうするべき』と思ったことから一度でも逃げたら きっと 本当に戦わなきゃいけない時にも逃げるようになる」という修の言葉もよくわかるし、
「けど やばいときは逃げないとそのうち死ぬぞ 逃げるのも戦いのうちだ」と彼に伝える空閑も正しいよね。特に空閑は自分が無茶をしたことで父を亡くしているから、この言葉は重い。この二人がコンビなのはバランスがいいかもね。
あと、空閑の父の名言がありすぎる。3つの教えは自分も心に留めておきたい言葉。
「自分のことは自分で守れ」「自分でどうにかできないものには近づくな」
「正解はひとつじゃない」「物事にはいろんな解決法がある」「逆に解決法がないときもある」
「親の言うことが正しいと思うな」 -
この作品読むと語彙力溶ける。好きすぎて。
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ボーダーの隊員(戦闘員)は男女平等である。男性の方が多いが、女性も活躍している。昭和の5人の戦隊ヒーローの一人だけ女性でピンクというような女性だからいるという存在ではない。これは『進撃の巨人』と重なる。女性の社会進出が当たり前となった21世紀社会を反映している。一方でオペレーターは女性、エンジニアは男性という、ものすごいジェンダーがある。一体これは何なのだろうか。
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相変わらずオサムは人のことばっかで阿呆みたいにいい奴で好きです。戦闘能力は高くないけど、心が強い子なのだと思う。
玉狛支部はくせ者ぞろいでよいですね。小南さんと烏丸が特に好き。
あと迅さんが好きですわ~飄々としてとらえどころないけど、味方としては超心強い。ぼんち揚げの発売が超楽しみです。 -
チカちゃんLOVE… 地味主人公のオサムが実にいい。オサムと遊真とチカのチームがほんとに楽しみ。みなかわいい。
そしておっさん萌えホイホイは続くー。 -
メガネくんだけ弱い
だがそこがいい! -
ようやく話が進んできた感じがする。今回はなんだか進撃の巨人みたいだった。ボーダーの腕章?やネイバーたちの世界での戦いがね。あとやっぱりキャラがかぶってしまっておまえは誰だ現象。メガネくん早く強くなってほしい。頑張って。
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空閑の過去の話などが読めてとてもおもしろかった。
とてもいいところで終わるので次巻が気になる。